社会見学雑文日記 #判断する
歳を重ねるごとに涙腺が緩む、なんてよく聞く話。一説によれば、涙腺が緩むのは、理性より欲望が勝っているとも。これは、おじさんになると親父ギャグを連発するのと似ている現象らしい。ギャグが言いたくてたまらなくなったときに、「スベったらどうしよう」
なんてものより
「言ってしまおう」
と脳が判断するとのこと。
周りからどう見られようとあまり関係ないのですね。笑
私も皆さんと同じように、毎年一つずつ歳老いていくわけだが、やはり例外なく涙腺は緩くなったと実感している。子どもの発表会で涙ダダ漏れ。
横にいる配偶者も同様に涙ダダ漏れ。
「歳には敵いませぬな」
涙を流してもいいよ、と脳が判断するのだ。
今日は判断についてまとめてみたい。
最近読んでいる本は、伊藤忠の元社長、丹羽さんと藤井聡太さんの対談形式の書籍「考えて、考えて、考える」である。
2人とも愛知県出身で言わずもがな、ビッグネームである。
歳が60歳以上離れているにも関わらず、考え方が交わる部分があって、読んでいてとても気持ち良い。その一部分で、このようなやりとりがある。
調子が悪いなと感じたら、どう気持ちを立て直す?
対局は「決断」の連続なので、対局のときだけは、自分を信じてあげることが必要なのかなと思っています。どういう状況であっても、自分を疑ってしまうよりは、一応自分を信じて指そうと。
藤井聡太竜王は、決断の際には、自分を信じること(若干、とはいえ100%信じるは難しいかもという含みもある)
そして、丹羽さんは、
大きな決断をするときは、誰にも相談できないもの、他の人たちとわいわい議論したって、どうせ無責任にろくでもないことをいうだけの人がたくさんいるんだから。
とも言っている。
私は、プロ棋士でも、会社の社長でもない。
じゃあ関係ないかと言えば、そうではない。
決断は多くないかもしれないが、小さな判断の積み重ねで、今の人生を歩んでいる。
その判断で、最近大事だと思うことは、自分の心の声を聞くことである。
自分の心が、どう感じているのか、何と発しているのかに耳を傾けるのである。
その心の声を掴まえるのに大事なことは、「言語化」と「孤独」だと思っている。
言語化は、このnoteで書くことができていて、とても有難いなと最近思っている。精神衛生上、非常に保つことができている。そして、見てくださっている方がいることもモチベーションになる。
いつも駄文すぎてすみません。これから改善していきます汗
孤独は、自分の心にノックをするために必要なことだと、最近強く感じている。
どういう人生を歩みたいか、羅針盤を考える際に合議は必要ないのだ。
自分がどうしたいか。どう行動したいか。
1人でゆっくりと考える。ぼーっと自分を眺める。
そうすると、心の声がドアを開けて、出てきてくれる。ありがとう。出てきてくれて。
最近、平日休みが多いので、一人時間が増えている。有難い話だ。有効活用していきたい。
今日は買い物をした。厳密に言えば、予約だが。笑
買い物も判断の一つだなと。
だから、1人ショッピングは、なかなか心の声と会話する良い時間だと思う。
大きな買い物だったので、何度も店員さんに確認して、納得した上で、買うことを決断した。(予約した笑)
なかなか家族でわいわいした中では、自分の心の声に気づかないことが多い。買った方がいいよ、今はそれ必要ないんじゃない、など両側面で。
もちろん、一人で判断すると失敗することもある。周りのアドバイスに耳を傾ける必要もある。
でも、自分にとって大きな決断は、自分で決める。そういう気構えをもつことが自分の心を掴まえるのに必要なことだと、書籍「考えて、考えて、考える」と買い物から納得した。