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生身で現代に来たタイムトラベラーは一人もいない

時間旅行者は来てない 

タイムトラベラーの話は、SNSでいつも話題になる。彼らはいろいろな予言をしているけど、実際に的中したのはほとんどない。

一つだけ気になるとすれば2062年からきた男だ。彼はタイムトラベルのヒントは人間の寿命だと言った。

彼が本当にタイムトラベラーかどうかわからないが、生身で現代に来ているとは思えない。

もし、人間が生身でタイムトラベルしたなら、きたときに強い重力波を観測するはずだからだ。

タイムトラベラー達


オカルト的な話題にタイムトラベルの話はつきない。最近では、タイムトラベラーが2021年後半の予言をSNSにあげている

若者に人気のSNS、TikTok上で相次ぐ「タイムトラベラー」の出現。彼らが明かした恐ろしい未来に世界中の若者が戦慄している。タイムトラベラーたちは「未来に何が起こるか」警告するためにこの時代にやって来てSNSを始めたのだと主張し、実際に「今後起こること」を予言している。そこで英「Daily Star」(6月6日付)では、TikTokのタイムトラベラーたちによる「2021年後半に起こる大事件」の予言を取り上げている。

日本でのタイムトラベラーだと2062年からやってきた男が有名だ。彼はタイムマシンのヒントを寿命と関係しているといった。これは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のログだ。

Q.タイムマシンの日本での実用運用時期
(2080年代の未来人が居たのでそれより前になるかも)。
A.タイムマシンは未来タイプ(VCX5000)が早く開発される。
これは予想とかけ離れた姿だ。(今でいう電車?に似て非常に細長い)
その十数年後に過去へ移動するタイプG+NXK6290(これは楕円形)が
開発されることになる。
(2010/11/14)
 
Q.未来タイプとは?分らないですね。未来に行くタイムマシンは初耳。
A.未来タイプは未来へ行くタイムマシンの事だ。
(2010/11/14)

Q.時間移動に関する法律、特に過去に遡って未来の情報を教える事への罰則は無いのかね
A.存在する。非常に危険だ。
(2010/11/14)
 
Q.多世界解釈は正しいのか?タイムパラドックスは存在するのか?
A.タイムパラドックスに関しての説明はしないでおく。
(2010/11/16)
 
Q.未来にいる自分がタイムトラベルにより今の自分に会うことはできるか
A.可能だが許されない。
(2010/11/21)
 
Q.タイムマシンの性能の限界は?何年まで飛べるのか?
A.飛ぶ、という概念は捨てたほうがいい。限界は寿命と関係する。
(2010/11/21)

世界に目を向けると、2036年の未来から来たジョン・タイターが有名だ。彼を有名にしたのは、タイムマシンの設計図を公開した点だ。

ジョンタイターとタイムマシン
アニメのシュタインズゲートにも 彼をモチーフにしたキャラが登場します。
2000年に突如アメリカの掲示板に現れて、 自分は2036年の未来からやってきた タイムトラベラーだと名乗った事が始まりです。
最初はいたずらなんじゃないかと 半信半疑だったんですが、 ある事がきっかけで話題になります。
それがタイムマシンです。

歴史上の人物でタイムトラベラーかもしれないと言われているのは、サン・ジェルマン伯爵だ。有名なタイムトラベラーを列挙したけど、実際にタイムマシンを作ることはできるのだろうか。

サン・ジェルマン伯爵とは一体何者なのか? これには諸説入り乱れているが、代表的なものがタイムトラベラー説である。確かに、さまざまな時代にその姿を現すサン・ジェルマン伯爵が未来人だとする話は興味深い。ただし一般的には、「タイムマシンを使ってタイムマシンを作った時代よりも前に遡ることは不可能」と考えられているため、若干の疑問が残る説ということになるだろう。

タイムマシンは作れるか

まず、タイムトラベルを考える前に時間について考えてみよう。ブロック宇宙論という考え方だと、空間の中に過去・現在・未来が並んでいて、時間というのは人間の幻想に過ぎないらしい。

米マサチューセッツ工科大学の物理学者マックス・テグマーク教授は、「ブロック宇宙論」の立場から時間の実在を否定することができるという。「ブロック宇宙論」とは、時間とは現在から未来へ向かって流れていくものではなく、過去・現在・未来が等しいものとして存在すると主張する物理学的時間論である。やや分かりづらい概念で恐縮だが、中学校で習う二次元座標、いわゆるグラフを思い浮かべてもらえれば案外理解しやすい。二次元座標のx軸を時間軸とすると、x軸上の点を移動することで過去から未来まで自由自在に時間を設定することができる。そして、その点を操るあなたは、すべての時間を等しいものとして扱うことができるのだ。
 映画「インターステラー」に登場する4次元立方体も同様である。主人公クーパーが4次元立方体の中を移動することで、任意の時間に自由に“行く”ことができる。ちょうど3歩進むと明日になり、3歩下がると昨日になるようなものだ。彼にとって過去・現在・未来すべての時制は等しいものとして存在している。
 同じように、「ブロック宇宙論」では、過去・現在・未来にわたる全ての時間が空間的に位置づけられている。すると、取り返しのつかない過去や、自分が確実に死んでしまっている1億年後の未来などというものは存在しないと言えそうだ。このことから、テグマーク教授は、時間とは客観的な物理世界に実在するものではなく、「人間が生み出した幻想にすぎない」と結論する。

時間の概念が幻想であっても、同じ空間の中で時間旅行をすることが歴史上予定されているならタイムトラベルできそうな気がする。それでは、どうすればタイムトラベルできるだろう。

過去にさかのぼる可能性を持った理論は、私の知るところ5つあります。一つ目はクルト・ゲーデルの主張した回転宇宙と呼ばれるもの。ゲーデルによると、もしもこの宇宙が回転しているとすれば、その回転にそってまわることで、ある時もといた時間に戻ることができるそうです。でも、宇宙の回転にそってまわるというのは、いわば宇宙を一周するようなことなので、ちょっと難しそうですね。二つ目は重たくて長い円筒を回転させるというフランク・ティプラーの理論。重たくて長い円筒を回転させると時空のひずみが生じるので、その円筒に沿ってまわると時間を少しさかのぼれるそうです。三つ目のリチャード・ゴットの理論はこれに少し似ていて、重たくて細長い宇宙ひも2本がお互いのまわりをグルグル回るようにしてやればタイムトラベルできる可能性があるとのこと。四つ目はワームホールを利用したキップ・ソーンの理論。ワームホールとはそこに入ると瞬時にまったく別のところから出てくる「時空の抜け穴」でこれ自体がSFのようですが、アインシュタインの一般相対性理論によると理論的にはその存在が可能だとされています。最後の五つ目はレーザー光線を使うロナルド・マレットの理論。これによると、レーザー光線(=強いエネルギーの流れ)を物体のまわりで回転させると、その物体の時間の進み方が変化するそうです。こうして見てみると、ワームホールを使う四つ目以外はすべて回転を利用していることに気づきます。時間をさかのぼるカギは、もしかすると回転にあるのかもしれません。

ボクは、この世界がシミュレーション世界だと考えている。ただ、物理的に存在する世界なのか、マトリックスのように電子信号で作られた仮想空間なのかはわからない。
もし、物理的に存在する世界なら、レーザーを使って空間を曲げることでタイムトラベルできると考えている科学者がいるようだ。

時間と空間は密接につながっているため、ねじ曲がった空間では時間もねじれるはずだ。マレット教授の理論では、十分に小さな空間で十分な密度のレーザーを循環させれば、私たちが暮らす直線状の時間軸を変化させることができるかもしれない。
「空間を十分な強度でねじ曲げれば、直線状の時間軸も環状にねじれるだろう。もし時間がいきなり環状にねじ曲がれば、過去に旅することも可能になる」とマレット氏は説明した。
ただし、これを成功させるには膨大な力と、全てを極小サイズに小さくする方法が必要だ。

マレット教授の考えでは極小サイズの物体しかタイムトラベルできない。でも、機械を極小サイズに作り直す技術なら、完成しつつある。

『(CNN) 米マサチューセッツ工科大学(MIT)はこのほど、レーザーを使って物体をナノスケールに縮小できる技術を開発したと発表した。単純な構造の物体であれば、どんな物でも元の大きさの1000分の1に縮小できるとしている。
 「インプロ―ジョン・ファブリケーション」と呼ばれるこのミニチュア化技術は、顕微鏡や携帯電話用レンズなどの縮小に応用して、日常生活に役立つ小型ロボットの開発に利用できる可能性がある。 
  実用化に向けて、例えばがんの治療薬に微小ロボット粒子を投入してがん細胞だけを狙い撃ちにする方法などが研究されている。さらに、電子機器に使われるマイクロチップを一層小型化できる可能性もある。 』

人体という大きさの物体をタイムトラベルさせるには、重力によって空間を捻じ曲げなくちゃいけないはずから重力波が観測されると思う。でも、地球上で奇妙な重力波を観測したという話は聞かないから、現代に生身のタイムトラベラーはいないんじゃないかな。それか、観測できないほど重力波が小さいのか。

マイケルソン干渉計を利用します。マイケルソン干渉計は、一つの光源から出た光(現代ではレーザー光線)を直角二方向光に分けて、分けた光が、遠方に配置された鏡で反射されて、また分離地点に戻ってくる構造を持たせた装置で、二方向から帰ってきた光の到達時間の差を、光の波としての性質である「干渉」という性質を利用して判定する装置です。光は時空のゆがみに沿って「まっすぐ」走る性質があるので、ゆがんだ空間を走った光は、そうでない光に比べて、早く届いたり、遅く届いたりします。マイケルソン干渉計では、二つの方向に分かれた光が、それぞれ重力波の影響でゆがんだ空間を走るうちに発生した二つの道筋の間での光の到達時間の差を検出します。

それなら、この世界がマトリックスのような仮想空間だったらどうだろう。ゲームやアニメで有名ならシュタイズ・ゲートのタイムリープを思い出した。この作品だと、未来の自分の意識を過去の自分の意識に上書きする方法だった。

本作では、記憶のみを過去に送ることをタイムリープと呼び、タイムマシンで物をそのままタイムトラベルさせるのと区別している。『CHAOS;HEAD』に登場したVR技術(ヴィジュアル・リビルディング。人間の記憶や感覚の読み書きが可能なヴィクトル・コンドリア大学精神生理学研究所の特許技術。理論上は人工衛星から地上の人間に対しても可能)を電話レンジ(仮)とLHCに応用して、過去の携帯電話に向けて通話用電波として発信する。記憶の神経パルス信号だけではなく脳が記憶を思い出すトップダウン記憶検索信号も送ることで、過去の自分が未来の記憶を思い出すという形になる。
VR技術による記憶の上書きは、記憶保存から48時間以上時間が離れた脳への使用は物理的な状態の齟齬が大きすぎて障害を引き起こす可能性が高いが、48時間前に記憶を送ったのちに再び48時間前へと連続使用することは可能。つまりタイムリープマシンが完成した時刻から遡って48時間前まで戻ることが実質的な限界となっている。(ただし「負荷領域のデジャブ」に登場するタイムリープマシンには「48時間が限界ではない[注釈 2]」旨の発言を製作者である牧瀬紅莉栖がした後、実際に使用しタイムリープマシン完成から234時間(約10日)を一度のタイムリープで遡る)
タイムリープマシンを使用すると、記憶とともに意識も過去に送信されるため、使用者の主観は送信元の時間から離れ、送信先の過去の時間から継続される。

シュタイズ・ゲートの方法なら、特定の電気信号を使って、同じ空間の過去もしくは未来の人間の意識を上書きすることができるかもしれない
ボクは、2062年からきた男のタイムマシンに関する発言だけは興味を惹かれる。

「タイムリープ」は一般的に「自分自身の意識だけが時空を移動し、過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移る」という意味で使われており、自分自身が意識・身体とも時空を移動することを意味する「タイムトラベル」と使い分けられていることが多い。この意味における「タイムリープ」では、自分自身が産まれてから死ぬまでの時間が過去や未来への移動範囲の限界となる。また、同一時空に同一人物が2人以上存在する矛盾も発生しない。ただし一部の作品においては「タイムトラベル」と同じ意味で「タイムリープ」と表現されているものもある。

そうなると、物理学的にタイムマシンは作れるようだ。だけど、極小の物体しか送れない。
他には、過去や未来の人間の意識を上書きしてタイムトラベルする方法もあるかもしれない。
ボクは魂が時間を逆行していると考えているから、魂を持つ人は皆タイムトラベラーと言えるかもしれないが。

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