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サイクル理論が使える最小時間の検討に挑戦してみた

金融サイクルとオカルト 


ボクは、オカルトを題材にして記事を書いている。

そして、この世界がシミュレーション世界だと考えている。荒唐無稽な話だけど、この考えを前提に多くの人たちが検討を重ねているものがある。

それは、金融相場だ。

前回、利益を出すためにテクニカル分析の検討をした

今回は、オカルト的にサイクル理論を検討したい。

サイクル理論

ギャンの理論については、青柳孝直氏の実践 相場理論―ギャン理論で読む為替、商品相場を参照した。
サイクル理論は、世界恐慌を予測したトレーダー、ウィリアム・ギャンが提唱した理論だ。彼は、聖書からトレード理論を構築し、物理学の振動を重要視した。

1929年の米国の大恐慌を生き抜いた伝説のトレーダー、ウィリアム.D.ギャンが、晩年になってその経験を相場理論としてまとめたものです。
最も有名なものはギャン・アングルで、これは時間と価格の間に比例関係があると考え、時間1に対して価格が1/8、1/4、1/3、1/2、1、2、3、4、8となるようなラインを引き、支持線や抵抗線、あるいは目標値を予測するものです。また、ギャン・スクウェアは、正方形の中央に初めの価格をおき、時計回りに等間隔で増加する様に数値をおいてゆくもので、中央で交差する水平線と垂直線上にある数字が将来の支持価格や抵抗価格になりやすいという独創的なものです。この他、天井や底打ちの価格を予想するリトレースメント、大きな相場の転換時期を予測するタイムサイクル、スクウェアリングといった独特の考え方があります。
この他、彼が考えた「価値ある28のルール」などのトレーディング・ルールは、現在でも通用する示唆に富んだものです。

ギャンは、自身の提唱したサイクル理論について、占星術から発想を受け、ギャン・アングルを作ったとされる。ギャン・アングルが放射状である理由は、角度を重視する占星術のアスペクトから着想を得たそうだ。

ギャン・アングルは「相場の値動きは自然科学の振動の法則に支配されており、その振動を検証することで、重要な支持線と抵抗線を特定できる」と言うギャンの直感から導かれた前提で組み立てられています。
時間と価格の間の比例関係を基準として数本の扇(ファン)状の放射ラインを引きこのラインと実際の価格の関係で値動きの特性を見ます。

このギャンのサイクル理論は、テクニカル分析で広く活用されている。それでは、ギャンの主張のとおり、歴史が景気循環というサイクルであり、投資行動が振幅だというなら、個人の自由意志はどこにあるだろう?

景気には波があり、好景気と不景気が交互に繰り返すことを景気循環と言います。好景気の時には、モノが売れるので企業の業績は上がり従業員の賃金も上がります。企業は、モノが売れるので生産量を上げる為、その結果、モノが増えすぎてモノの値段が下がりモノ余り状態になります。過剰在庫をかかえた企業は、生産量を下げる為、業績が下がり従業員の賃金も下がる事になり、不景気の状態になるわけです。モノの値段は、下がり続けることはなく最低限の消費は生活の為、維持されるのでやがて消費は上向きになり、景気が回復すると企業は生産量を上げるため設備を増強し、この様に好景気と不景気が繰り返されます。

ギャンの投資サイクル

ギャンは、投資サイクルの最小単位を4分、次の単位を24時間、最大単位を春分から次の春分までとした。これは地球の自転からギャンが景気循環のサイクルを計算したものだ。

地球は1日で1回転しているね。これを自転と言うよね.
と、言うことは、1日24時間で360°回転するということだから、1時間当たりでは何度ずつ回転するのかな?

ボクは、ファンダメンタルに影響されない時間は、前回の記事のとおり、ティッカーが更新される10秒単位だと考えている。そして、価格は地震計のように振幅し、フィボナッチ数列に沿って0.618に収束すると仮定した。これは、フィボナッチ分析として投資家の間で採用されている。

フィボナッチ数列は、「2つ前の項と1つ前の項を足し合わせていくことでできる数列」のことです。数列は「1,1」から始まり、
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…
と続いていきます。

ギャンは、取引の最小単位を地球の緯度1℃から4分と計算したが、それは今から100年前の話だ。そうすると、最小単位はもっと小さくてもおかしくはない。4分だと240秒、ティッカー情報は10秒単位…。4分は10秒の24倍だ。ところで、一日が24時間の理由は何だったっけ

これは、12という数字に大切な意味があるのです。まず24の説明をする前に、12という数字について説明しましょう。
大昔、人間は月を見てカレンダーを作りました。月は満ちたり欠けたりしながら、30日ほどでもとにもどります。つまり、1か月が約30日というのは、月を見てカレンダーを作った大昔の人の考えが残っているからです。
また、30日ほどで1周期のみちかけをくり返す月が、この周期を12回くり返すと約1年になります。大昔の人は、この月の満ち欠けが12回くり返すと1年になるということをちゃんと知っていたのです。したがって、この12という数字は、ものごとの区切りとして、とても大切なものとされていたのです。
それで、1日をいくつに分けるか、つまり時こくを決めるとき、この12という数字が使われました。これは、昔メソポタミアという所に住んでいた人たちによって、最初に決められました。
ところが、エジプトに住んでいた人たちは、1日を夜と昼に分けて、それぞれを12に分ける方法をとったのです。すると昼は12時間、夜も12時間で、1日は合計24時間ということになります。ここで24という数字がでてきて、1日は24時間となったわけです。

ギャンは周期を円になぞらえて360を基礎と考え、占星術の星座はただの記号だけど、角度が重要だと考えていた。360の方向は、メソポタミアの一年の暦に由来する。そうすると、4分を12で割った20秒を一単位にしてみよう。

結論から言ってしまうと、一回転が360°なのは一年が365日だからです。
「えっ!」
って思いますよね。
もっと数学的な理由かと思いきや、意外とそうではないんです。
はっきりとしたことは分かっていませんが、メソポタミアの人達が勝手に決めたそうです。
当時の計測方法では1年が360日くらい、ということが分かっていて、ちょうど色んな数字で割りやすい数字として、360を一周にすると決められたと言います。
つまり、そのときメソポタミアの誰かが、
「やっぱ362°にしようぜ。」
と言ってたら、一回転は362°になっていたのかもしれません。

テクニカル分析は、ギャンの主張するように振幅を分析しているものが多い。それに、金融占星術というジャンルまで存在する。これは、ボクが主張する、集団となれば一つのシミュレーション世界のシステムとして動いている証拠じゃないだろうか。

この宇宙には確かに巨大な超長期サイクルが存在しています。

その巨大なサイクルの中に銀河系のサイクルがあり、銀河系のサイクルの中に太陽系のサイクルがあり、
太陽系のサイクルの中に地球のサイクルがあり、またその中に生命、生態系のサイクルがあり、
人間のサイクルや人間社会のサイクルもそこに同梱されているのです。

相場は人間心理の変化に左右されると言われますが、
相場心理は10大天体の動きと位置関係によって影響を受けると考えたのが、すなわち、金融占星術なのです

オカルト的な理由だけど、地球の周期から暗号通貨自動売買botの時間単位を20秒にした。ギャンが考えた最小単位4分を12で割った数字だ。

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