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海外事例からの学び

開放的な空間と心地よい雰囲気

先月、トロントに行きました。私用でしたが、「せっかくトロントに行くのであれば、SickKidsを見学すべきだよ」とアドバイスしてくださる方がいらしたので、合間を縫って見学に参りました。

病院の入り口に足を踏み入れると、たしかにそこは、「見るべきだよ」といいたくなる空間が広がって いました。

開放的な吹き抜け、カフェテラスのバリエーション。外来や病棟の壁には、可愛らしい絵が描か れており、目を楽しませてくれました。

あまり時間がなかったので、病院ツアーには参加できませんでしたが、病院内の患者と家族の体験をサポートするために、Family Spacesがあり、ここでは、家族の憩いやプログラムの提供が行われていました。また、通訳サービスや宗教・宗教ケアサービスも提供されており、家族の特別なニーズに対応する環境を整えていることもわかりました。

外来エリアの充実と進歩的な医療への取り組み

外来エリアの施設の充実にも驚きました。カフェテリアなども多く、写真だけみるとホテルのようです。また、専門的な研究施設や教育センターもあり、病院が進歩的な医療に取り組んでいることがわかりました。その一環として、医療スタッフの方々は常に最新の情報にアクセスし、専門知識を磨くことに力を注いでいるようでした。

ファミリーアドバイザリーネットワークを通じて、家族と連携してサービスとケアを共に形成するパートナーシップを築いているようでした。ホームページには、患者と家族中心のケアサービスについても説明されています。ぜひアクセスしてみてください。

視野を広げる貴重な参考

海外の事例は、視野を広げる上で貴重な参考となります。異なる制度や文化の違いから自国のそれを学び、自院の戦略やアプローチを見直すことができるかもしれません。海外の事例を積極的に探求し、その知見を活かすことは、成長と成功への重要な要素です。またいつ自由に渡航できなくなるともわかりませんので、チャンスがあれば、積極的に出かけようと思います。

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