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ビートルズの新曲がやってくる! (7) リンゴの証言
リンゴが自身の誕生日イベントに合わせて複数のインタビューに応じ、ビートルズの新曲についてもとうとう語ることになりました。今回は、最近公開されたリンゴのインタビューから、ビートルズの新曲に関する内容をまとめてお届けします。
リンゴが強調して語ったことと、新事実をまとめるとこんな感じ。
✔️ジョンのボーカルはデモカセットから抜き出した本人の声
✔️4人が参加している、ビートルズ最後の曲
✔️新曲は美しい曲
✔️アンソロジープロジェクトで3曲目として手掛けた
✔️主なパートは、ジョン=ボーカル、ジョージ=リズムギター、ポール=ベースとボーカル(コーラス?)、リンゴ=ドラムとコーラス(ボーカル?)、ストリングス。ポール、リンゴ、ストリングスを新たにレコーディング
✔️レコーディングはファイルのやり取りで行われ、リンゴのパートとストリングスはLAで録音
✔️プロデューサーはジャイルズマーティン
✔️デモテープの音声分離にはゲットバック同様MALを使用
リンゴが繰り返し語っているのはやはり、ジョンの声はAI生成ではなく、本人のデモテープから抜き出したものということと、
4人が参加している最後の曲だから、ビートルズとして最後の曲になる。それは、感傷的であり感動的なこと。っていうところです。
ビートルズやポール、リンゴはみんな「最後の」という言葉を使わない方だったと思うのですが、今回「最後」を強調するのは、こういう理由なのでしょう。
以下は、3つのインタビューでリンゴが新曲について語った部分の全訳です。
・Rolling Stone (Music Now Podcast)
リンゴは、ジョンのボーカルがAIによるフェイクではなく、ジョージも新曲に参加している事を説明した上で、以下のように語りました。
(全容追記しました、短。)
もうすぐ出るよ。
僕ら4人、全員が参加している。今言えるのはそれだけだ。
とても美しい曲だ。
4人が参加している最後の曲だよ。それが事実さ。
・7月7日LAバースデイイベント
LAで開かれたバースデイイベントで記者に囲まれ、新曲について以下のように語りました。
すごく感動的だ。
ジョンの声は彼が録ったままのものだよ。二人がいなくなってしまっているから、感傷的になる。ポールと僕は今でも親友だし、人生は続くけどね。
(新曲は)「フリーアズアバード」のセッションの時にやった。2曲やって、3曲目も手をつけたけど、そのままにしてたんだ。ジェフリンがプロデュースしたやつさ。
わかんないけど、ポールが暇だったんじゃない?
彼が「以前やったやつあるだろ、あれ、、やりたい?」って言ってきて、僕は「もちろん」と答えた。
そしたらファイルを送ってくれて、僕はドラムを叩いて、歌って、ファイルを送り返して、ジャイルズがまとめたんだ。実はジャイルズはそれからポールと一緒にLAに来て、ストリングスを加えた。
僕が今言えるのは、美しい曲だってことだけだ。
感動的だよ、僕ら4人がそこにいる、そしてそれはもう起こりえないことだから。
AIが生成したものじゃないよ。僕らが何かを模してるわけでもない。
実際のジョンの声、ポールの声とベース、ジョージのリズムギターと僕のドラムだ。新しいのは、ポールのベースと僕のドラムだね。
僕はここ(LA)で数ヶ月前にやって、うまくいった。美しい曲だよ。
いろんなことがあったけど、美しい曲だし、僕らの最後の曲だ。
・People
リンゴは映画ゲットバックの監督を務めたピータージャクソンがAIシステムMALを使用して、ジョンのデモからボーカルを抜き出した事を説明し、
ジョンの声は、カセットから可能な限りきれいに取り出した。話せるのはそれだけだよ。
90年代にもやったんだ、ジョージとポールと僕とで、ジェフリンの力を借りてカセットからジョンの声を抜き出した。
あの頃どうやったか知らないけど、彼がプロデュースしてくれた。当時2曲やって、3曲目があったんだけど、もう十分だと思って10分くらいしかやらなかったんだ。
楽しみであると共に、最後の曲であることが寂しくもなります。。
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