親が幸せであること

私の母。決して、出来た母親ではありません（笑）。

好きな時間に起きて、言いたいことを言い、やりたい様に行動する。

苦手な事は、積極的にやろうとはしません。

普段は、省エネ家事を行っている母。

料理と言えば、焼くだけ・煮るだけ・茹でるだけ。

「後は、各自、好きな調味料をかけて、食べて頂戴！」みたいな感じ。

そんな母でしたが、時折、頑張るスイッチがONに・・・。

突然、時間をかけて、立派な料理を作り始めたりします。

頑張りたくなったから、頑張ってみる。

とにかく、自由気ままに生きているのです。

そんな至らない（？）母をのことをそっと補う父。

ある日、その様な母に文句を言ってみる私。

すると、母が真顔で答えます。

「あんた、母親が幸せでええやろう？」

「親が不幸やってみぃ！」「あんたも不幸になるで～！」

「・・・」言葉もありません（笑）。

納得させられた様な、納得できない様な不思議な感覚。

ワガママの輝き全開の母。確かに、幸せそうです。

まあ、父も嫌がっていない様ですし・・・。

それはそれで、良いのかも知れません（笑）。