職場の課題

今、私が働いている職場。

あからさまなハラスメントはありません。

これまで、ブラックな職場で働いて来た身としては、穏やかな職場だと思っていたのですが…。

先月入社してきた新人さんにとっては、そうでもない様です。

｢この事務所に居ると、息が詰まります！｣

｢嫌ですね、あの雰囲気…｣

まあ、古参の従業員が仕切っているので、新人さんが人間関係を構築するのは難しいかも知れません。

私も、この職場の人間関係は、ほどほどにしています。

こればかりは、努力する程、苦しくなるからです。

取り敢えず、ちょっと会話できる人が１人居れば御の字ぐらいの気分です。

私の話し相手の女性もブラック企業出身者。

ですから、今の職場にあまり違和感を感じていない様子。

故に、彼女とは当たり障りのない会話に終始します。

新人さんが感じている違和感。

私も理解できます。

仕事に必要な文房具等は全て自費。

給与額の決定基準も、賞与の時期も謎。

夏休みは、ありません。

福利厚生は、皆無。

退職金無し。

就業規則もどこに備え付けられているのか知らされていません。

お手洗いの掃除もしなければなりません。

そして、ボスは就業時間中にPCでマージャンゲーム。

公にされてはいませんが、従業員の１人がボスの奥様である模様。

奥様は、ボスよりも３０歳以上年下であると思われます。

チームリーダーのご主人もボスの親戚。

創業当時の従業員のほとんどが、ボスが前の職場から連れて来た人達。

中間層の従業員は少なく、古参と新人の両極端。

なんでもかんでも、阿吽の呼吸。

組織としての体制が未熟で、新人さんを受け入れる環境としては、イマイチ。

古参の人達で物事を勝手に決めて、勝手に進行。

何も知らされていないのに、知らない事を責められたりすることも…。

普通の企業で働いて来た人達の職場定着は、かなり厳しいと思われるのでした…。