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小悪魔女子の気遣い

今日は、最近、退職を決意した友人が出勤してきました。

普段は、テレワークの彼女。久しぶりに出勤してくると、私と一緒にランチに出かけます。そして、おしゃべりで日頃のうっぷんを発散(笑)。

もちろん、今日も怒り心頭の友人。

出勤してくるなり、ボスに別室に呼び出されて、「退職は、10月だ!」などと言われたそうです・・・。

初めの約束は、夏頃の退職だったそうです。

どうも、大人しい友人。ボスに押し切られて、その様な事に・・・。

(まあ、私の予測の範囲内ですが・・・)

これが、友人のいつものパターン。

大人しいが故に、ズルい人達のワガママに振り回される彼女。

そして、そのやるせない思いを受け止めるのが私。

これも、いつものパターンです。

友人の方が、私よりも随分年上なのですが・・・。

今日は、総務の女性からもランチに誘われていました。

しかし、私の友人が出勤して来たのを見て、遠慮してくれたのでした。

本当は、3人でランチに行きたかったのですが、総務の女性と友人は電話当番で、どちらかが職場に残っていなければなりませんでした。

最初、友人は総務の女性のことをとても嫌っていましたが、私が2人の共通の友人となったことで、お互いがその人となりを理解。

2人とも、それなりに、お互いを思いやる様になってきました。

総務の女性が、そっと私に言いました。

「花甘露さん、今日は、○○さん(友人)を癒してあげて下さい!」

普段は、小悪魔女子でワガママだと誤解されている総務の女性でしたが、本当はとても優しくて、良く気が利くのでした。

一見、自由奔放で、強気な発言をする小悪魔女子。

まだまだ、日本の社会では受け入れてもらい難いのかも知れません。

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