【250日 ~ イエティのキモチ② ~】

この記事は僕がプロカメラマンになって、大好きなスキマスイッチの二人を撮影するまでの日常を綴ったものです。

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つぶやき文庫♯250
〜イエティのキモチ②〜

予報では曇りだった天候は、当ったり、外れたり。つまりは雲が薄く流れが早かったから、星はわりと安定的に観測する事ができた。おかげで星空の写真に関しては、問題なく撮影する事ができた。けれど肝心なのはここからで、流星群が観測できるかどうかということ。

ちなみに僕が抱く流星群の認識を先に言っておくと、数十秒間隔で流れ星が見えるということ。というのも約10年前に見た、しし座流星群のそれが正にそうだったから。

ところがどっこい、ピークと言われた明け方前の時間になっても、一向にそれらし動きはない。流れ星こそいくつか観測できるものの、それもごくわずか。結局そのまま空は明るくなった。

体感したのは、冬の夜は鬼描く寒いということ。

街灯が少なくほとんどが山の環境ではあったものの、地元にいた頃の空に比べるとそもそも星が見える量が少ない。流星群らしい星の量が見えなかったのも、これじゃ無理もないのかな。同じ田舎でも空気の質が違うのだろうか。またいつかリベンジして、あの頃のような流星群が見てみたい。

帰りの準備を始めた昼前の時間帯から、ついに吹雪いてきた。何度もテントに積もった雪を振り払いながら、協力して片付けを進めた。キャンプ場を後にしてからも相変わらず外は白銀の世界だった。

昨晩の寝不足のせいか知らない間に寝落ちしていて、目が覚めた頃には外の風景は街に変わっていた。さっきまで真っ白だった外の風景も、気持ちいほどに青空が広がっている。

群馬県を出る前に昼食を済ませ、再び車に乗り込んだ。ずっと友達が運転してくれたお陰で、帰りも知らない間に眠りに落ちていた。次に目が覚めた頃には、すでに自宅最寄駅付近。

新年早々、友人のおかげで貴重な経験をさせてもらった。

僕自身の生き方の軸にあるのは、いかに『自分自身の好奇心を掻き立てる』か。2022年もこれに拘った選択をして、遊び心に灯った火を絶やさずにいたい。

【塚真の最近の活動】

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