【554日目~ リベンジボッチ ~】
塚真のインスタグラム
https://www.instagram.com/j.mcovoy
つぶやき文庫♯554
〜リベンジボッチ〜
昨日、0時に集合してから車を走らせて数時間。真っ暗な山道をかけ上がって、今年2回目の”高ボッチ”にやってきた。時刻は確か午前4時前くらいで、当然ながらこの時期のこの時間帯はまだ暗い。
標高1600mともなると真冬並みの寒さで、手先の動きはすぐに鈍くなる。当然ながら、ちょー寒い。それでも上下ともにしっかりと着込んでいたから、その寒さに凍えるようなことはなかった。
駐車場からしばらく歩いて、諏訪湖を見下ろせるポイントまで移動する。すでに三脚にカメラを添えた人たちが何人もいて、絶景の瞬間を待ち構えていた。眼下には諏訪の街の明かりが煌めいていて綺麗だったけど、カメラと三脚性能の限界で夜景の写真はとてもひけらかせるようなカットは一つもない。
でも雰囲気だけでも味わってもらいたいので、何枚かはアップしておきます。
東の空に少しずつ青色が加わっていくにつれ、日の出を見ようと人が集まってきた
。最終的には2〜30くらいの人が集まっていて。各々が景色を堪能していた。
残念ながら、期待していた雲海と富士山の絶景を見ることはできなかったけど、それでも綺麗な景色を見れたのには違いなくて、こんな風景を見に何時間も車を走らせてくれた友人には本当に感謝している。今回もありがとう。
空の色がすっかり昼間の色になったタイミングで、駐車場まで戻った。昨日、仕事おわりで一睡もせずにここまで過ごしていたから流石に眠くて、車の中で少しだけ仮眠をとることに。
、、が。20分ほどで目が覚めた。
しばらくして眠っていた友人たちも起きてきて、その流れでカップラーメンを食べた。屋外で、さらには標高の高い空気の澄んだところで食べるカップラーメンは、、美味。
そういえば箸がなくて、その辺から枝を拾ってきて箸代わりに使った。ワンピースのキャラクター”鷹の目のミホーク”に憧れて、一本の枝に”夜”と名づけて麺を啜った。美味かった。
高ボッチを下って、諏訪湖のほとりへ。山頂から見ていたよりも広く感じた。湖をみると水深を調べるのが癖になっていて、ここの水深の平均は7mほどだということがわかった。意外と浅いね。ちなみに日本の湖はカルデラ湖(火山の噴火の影響によってできた湖)が多いから水深の深いところが多い。
この場所からさらに移動して、今度は美ヶ原高原へ。夏に来た時は青々をとしていた風景も、すっかり秋の色になっていた。同じ場所に来ているのに、全く違う場所の風景を見ているようで、ずっと初めて来たみたいな反応になった。
陽が随分と傾いてきていて、雲の切れ間から差し込む光の柱がすごく美しかった。数分おきに光の当たり方が変わっていく。沈みゆく太陽の光で、丘が黄金色に輝いていく。
綺麗な景色を見るたびに、すぐにでもどこか遠くへ、知らない風景を見に出かけたくなる。日本の美しいを一人でも多くの人に届けたい。とは思わない、ただただ景色に感動して、ただただ目の前の風景に心を奪われたい。
塚真は、何度でも感動したい。今回は友人たちと3人でやってきた。この日記には記していないけど、たくさんのことを話した。普段は話さなくていいようなどうでもイイ話まで。
でもそんな時間も含めて、楽しい時間になる。
さっきまで白かった月も、やうやく輝き始めた。空が深い青になり、気温が下がっていく。今回の遠征も、あとは帰るだけ。
【塚真のデジタル写真集】
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?