死にたいと思う時
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死んでしまいたいっと思ってしまうこと、ありませんか?
多くの場合、それは、現状が嫌になって先のことが考えられないとか、明日のことを考えたくないとか、ただそれだけのことで、実際に死のうと思うことではないと思うのですが。
それでも、十分辛いですよね。
明日が来なければ良いと思うのに、朝は必ずやってきて、毎日毎日続いていく。
現状が嫌になってしまう理由はたくさんあるでしょう。
周りの誰か、起きている現象、自分自身。
周りの誰かを責めていられる時は、まだいいでしょう。
誰かのせいにできるのだから。
起きている現象を嘆く時も、まあいいでしょう。
いつか変化していくでしょうから。
自分自身の不甲斐なさ、いたらなさ、ダメさを嘆く時、それが1番きついと思うのです。
そして、死んでしまえばいいのに、とか、生まれてこなければよかったのに、なんて思ってしまう。
しまいには、生きていてはいけない、生まれてきてはいけなかったんだ、なんて思い始める。
そのどん底から思うんです。
人は、みんな完璧じゃないんですよね。
どれだけ気をつけてもミスや間違いばかりするし、どれだけ道徳的なことを学んでも、自分が1番大事で人のためだけになんて生きられない。
いい人になろうと頑張って頑張って、でもどっかで自我が出てくる。つい、出てしまう。
そんな自分に、心底、嫌気がする。
諦めよう。
人間ってそんなもんだ。
いや、素晴らしか完璧な人も、いるかもしれない。
けれど、少なくとも、自分はそんな素晴らしい人ではない。
大した人ではない。
だから、日々、道徳的なことを学び、人のために生きようとし、自分を律して生きていくのだ。
今更、自分がろくでもない人間であったことを初めて知ったように、嘆き悲しむこともない。
そんなことはずっと前から知っていたこと。
だから生きるんだ。
自分の至らなさを知り、至らなさのおかげで起きたことに嘆き、悲しみ、少しでもまともな人間になろうと思い行動することが、生きることなんだ。
だから、死にたいくらいつらくても、生き続けよう。
そうすれば、自分も世の中も、昨日よりきっと良くなっていくから。
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