マクマク

1989年生まれの男性です。これまで何度も、旅先で見た美しい景色に心を震わせてきました…

マクマク

1989年生まれの男性です。これまで何度も、旅先で見た美しい景色に心を震わせてきました。その感情を忘れないために、ここに記します。

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    旅先の情景が見えるような記事をまとめています。

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大好きなスポーツ音楽 UEFA Champions League Anthem

UEFA Champions League Anthem1度だけ、現地でUEFAチャンピオンズリーグを観戦したことがある。13-14シーズンの準々決勝、バルセロナ対マンチェスター・シティの一戦だ。私はどちらのチームのファンでも無いが、旅行でバルセロナに訪れるちょうどその日に試合が開催されるということを知った。そしてチャンピオンズリーグの生の空気にどうしても触れたくて、友人と一緒に一人5万円もするチケットを購入した。 カンプ・ノウ(スタジアム)の最寄りの駅を降りると、夜のバル

    • 子どもが産まれたら梅酒を漬けよう。子どもと共に育つ”誕生梅酒”

      子どもがもうすぐ産まれる。梅の実が成り、雨がしとしとと降るこの季節にこの子は産まれてくる。 名前もまだ決まっていないが、妻のお腹の中で懸命に動いているその姿が愛おしくて仕方がない。 子どもへの産まれて最初の贈り物は名前だと言われるが、我が家では名前よりも先に20年後の贈り物を今のうちに仕込んでおこうと思う。 ※名前は候補だけ決めてあります。本人の顔を見てから決定する予定です。 この子が20歳になったその時には、この子と同じ時を過ごしてきた梅酒で、家族とともに乾杯をしたい

      • フィヨルドにのぼる白夜の月

        北極への旅の途中、ノルウェー北部にある小さな町に泊まった。 氷河と雪を冠った山に囲まれ、海を見下ろすロッジで過ごしたあの夜は生涯忘れることはないだろうと思う。 ノルウェーの北部には世界で最も美しい道路とも呼ばれる、アトランティックオーシャンロードがある。2年前のゴールデンウィーク、ドライブ好きな友人達と共に北極旅行のついでにそこへ行ってみようということになった。 アトランティックオーシャンロード オスロ空港へ到着し友人らとともにレンタカーのフォルクスワーゲンに乗り込む

        • 久石譲さんの知られざる名曲

          自動車部品メーカーの社歌映画音楽のイメージが強い久石譲さんですが、意外な曲を作られています。 それは自動車部品の総合メーカーである、デンソーの社歌です。 曲名は「宇宙へのドア」。1994年に創業45年を記念して作られたそうです。 歌っているのは井上あずみさん。「となりのトトロ」の主題歌や、オープニング曲の「さんぽ」、ラピュタの「君をのせて」など、ジブリ作品に欠かせない名曲を歌っている方です。 そんな豪勢な二人が組んで作られた社歌というのは何とも贅沢ですね。 自社の社歌

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          羽田空港でしっとりした気持ちになりたい時に行く場所

          時折用もなく空港に行きたくなることがある。飛行機を見てワクワクしたい時、旅立つ人々に思いを馳せながら物思いにふけりたい時。 友人と冒険しに行ったあの国へも、ここから旅立った。人生の節目にいつも流れていたMr.Childrenの曲を聞きながらターミナルビルへ入ると、期待と不安で胸がいっぱいになった。 一人での初めての海外旅行も、ここで何杯ものビールを飲んでから飛行機に乗り込んだ。 この空港に来ると、旅立ちのときの感情がじんわりと胸の奥から湧いてくる。その感覚が、とても好き

          羽田空港でしっとりした気持ちになりたい時に行く場所

          大好きなスポーツ音楽 バルセロナ五輪閉会式 サラ・ブライトマン

          私はオリンピックの開会式と閉会式が好きだ。勿論個々の競技も好きなのだけれど、競い合いの無い開会式や閉会式は、会場の一体感がこれ以上無いほどの熱気を生む。そして何よりも、その国の人々が本気で自分の国の良さを伝えたいと作り出した時間はとても特別なものに感じられる。 1992年7月、冷戦終結後初めての夏季オリンピックはスペインのカタルーニャ地方、バルセロナで開催された。それ以前の長い期間、カタルーニャは政治的理由によって文化的自由を抑圧され、経済的にも冷遇されて来た。そんな時代か

          大好きなスポーツ音楽 バルセロナ五輪閉会式 サラ・ブライトマン

          幸せの国、フィンランドの出生率低下に思うこと

          世界でも最も進んだ高福祉社会、女性進出社会の一つと考えられているフィンランド。世界幸福度ランキングでも3年連続トップを維持するなど、そこに人間の楽園があるようなイメージを抱く人(私も含め)も少なくないはず。 そして当然、子育て支援もトップクラスに充実しているこの国では、少子化とは無縁の社会が実現されていると考えるのが妥当だろうと思う。 しかし現実は違う。フィンランドは少子化とは無縁どころか、日本よりも子どもが産まれない国になっているのだ。2019年の日本の合計特殊出生率が1.

          幸せの国、フィンランドの出生率低下に思うこと

          小池都知事に学ぶ自己言及のパラドックス 〜"公約達成ゼロ”という公約は達成可能か?〜

          ※この記事には政治的な意見や思想は含まれていません。そうした方向での期待はなさらぬよう願います。 公約達成ゼロという公約は達成可能か?就任して約4年が経ちそろそろ公約の達成状況を有権者から追及される段階となった、小池百合子 東京都知事。その内容は満員電車ゼロ、待機児童ゼロなど、都民が常日頃不満に思っている事を”ゼロ”にするという項目で構成されていた。そしてどれも多くの都民が求めるもので、達成できれば有権者から絶大なる支持を得られること間違いなしだろう。 しかし本記事執筆時

          小池都知事に学ぶ自己言及のパラドックス 〜"公約達成ゼロ”という公約は達成可能か?〜