『シコふんじゃった。』
弱小チームが努力して強豪に勝つみたいなスポ根ドラマの路線に安易に走ってないのがよかった。どことなくあだち充作品と同じ雰囲気を感じる。終始ゆるい音楽が流れていて気持ちよかった。

自ら傷つけられにいくことをやめる。

今日は気持ちよくボールを蹴れた。身体を素直に動かすことができて自己肯定感が上がった。

『少女革命ウテナ』19-21話。話がまとまったようでどこか後味の悪さが残るサブキャラ回。その後味の悪さは、彼女たちの中に眠るどす黒い感情と折り合いをつけながらこの後も変わらず生活を送っていくことを示唆しているように思う。

無邪気なやさしさから抜け出して、なお優しくなれるのはある種自分の中に悪意を飼いならすことと通じている。

犬を飼ってみたかったな。

何かを経験するためだけの身体。

子供の頃犬の世話をするみたいな、不完全な者が世話をする側になることに慣れておくのって大事なんだと思う。

小説を読んでいて、先へ先へと急ぐ眼をどうにか抑えて一つ一つの文章、テキストをじっくり読もうとするから少し混乱する。

歴史に学ばないで経験に学ぶ。

「自分には才能がないので」っていう物語にハマらないこと。

「ナイフは持ってるだけでいい。絶対に使うな。
そしてギリギリの命のやりとりになれば
自分が勝てるんだと思ってだまって殴られてろ 」