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私の知らない4歳児の世界

先週、出産前に行っていたクロスフィットジムにようやく行くことができた。産後6カ月、正月も存分にダラダラしたので新年明けて気持ちを一新、春のラフティングシーズンに向けてまた身体を作っていかねば。

行ってみたら、たまたまドロップイン(会員さんではなく単発のお客さん)で来ていた2人もすごく人当たりが良かったし、ジムオーナーは3児の母ということもあり、事務仕事しながらも息子がぐずったらあやしてくれたりして1時間のクラスを無事にできた。
身体は痛いが、気持ちは元気になった。

行こう!と決めてもいざ行くとなると気が重かったが、行ってみてまた色んな人の力を借りてやり切れた。
子育てをするようになり、人に頼ったり、手を貸してもらうことは増えた。
申し訳ない気持ちもあるけど素直に感謝を伝えて、自分もまたできるときに誰かに手を貸せばいいのだと思うようにしている。

週末。
特にやることはなかったが天気がよかったので家族でドライブがてら行ったことのないコーヒー屋さんに行って、近くの公園に行ってみた。
初めての公園だったが、遊具もグラウンドも広く子供も多め。

最近、4歳になる娘は公園に行くとほかの子供に絡んでいき、うまく行くと一緒に遊んだりもする。自分としては相手方に迷惑ではないかとハラハラもするが、できるだけグッとこらえて遠目に見ていることにする。

昨日も知らない子供たちの集団に入っていこうとした娘。
遊具の順番や遊び方がうまくいかず、途中で泣いてしまう。
夫が声をかけてみたりしたが、
「パパとかーちゃんはあっち行って!見ないで!」
と泣きながら怒る娘。
とりあえず少し離れたベンチに座っていた。

まー子供には子供の世界があるし、経験することでしか分からないこと、得られないことがきっとある。嫌がられても、そこからこういうことすると嫌がられるんやな。って学びもあるしな。
的なことを夫と話し、見るなと言われているので、見てないような感じで様子だけ伺っておく。笑

ほかの子供に迷惑じゃないか、娘は受け入れてもらえなかったらちょっとかわいそうだな、、とか色々心配で手を貸したくなるがグッと我慢。
そもそも私たち親が正解を持っているわけでもない。教えてあげよう、とか手助けしてあげよう、っていうのが違うよね。とも思う。

泣いて一回輪から離れた娘は気を取り直して1人、再び遊具で遊ぶ子供たちに少しずつ近づいていく。しかしなんだかうまく入り込めず、少し離れたところでモジモジ。
しているうちに、少し年上の女の子が
「一緒に遊びたいの?名前は?何才?」
などと声をかけてくれて、無事に輪に入ることを果たし、娘も笑顔で再び遊びだす。

やがて、かくれんぼが始まるが、途中でトイレに行きたくなった娘はこちらに来て、夫と一緒にトイレへ走る。
トイレから出ると、今度は別の遊具で1人で勝手に遊びだす。
「かくれんぼはどーなったんや。友達探しているんちゃう?」
と夫も言うけど、娘、気にしていないし、たぶん子供の遊びってそんなもんである。

帰りの車では寝てしまい、家に帰ってもしばらく寝ていたが、目覚めた娘はまたしばらく荒れた。
原因としては私と夫と息子が起きていたのに対して寝ていた自分。という状況か…?とも思うが、やがて泣きながらも私に「お茶ください」と言い、1人ソファでお茶を飲んで気持ちを落ち着ちつけ、通常モードに戻っていった。

なんで泣いていたか気になったし聞きたくなったけど、聞かないことにした。
娘から言いたいことがあったら言うだろうし、何とかしたいのはこちらのエゴであって、娘の中でもう解消されたのであればいいのかも。と思い。

4歳になる娘はだんだん単純ではなくなり色々ドキドキするけど、子供はそれ以上に逞しい。自分なんかが子供の世界を囲ってしまってはいかんなーと改めて考えさせられることも多々。
そんな娘はさいきん「ちきゅう」という言葉をどこで知ったか使うようにもなった。

私も育てるということにとらわれすぎず、共に学ぶという姿勢を大事にしよう。

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