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牧師夫人の徒然なるままに(七八三)「御言にこそ真理が」(その2)  

 最近、胸のすく思いで大きく頷ける良書に出会いました。新生宣教団から出ている「リアル カミングアウト」です。もし、お金と時間の余裕のある方は是非ともお読みいただきたく思います。
 著者のベケット・クックさんは自らがゲイであることをカミングアウトしたのち、劇的な回心を経験しそれを機に自分はリアルカミングアウトした者として、この書を表しました。彼はその生い立ちから、回心に至るまでの経歴を、飾ることなく素直に書き表しています。そして、聖霊様の圧倒的な力によって変えられて後の新しい人生を正直に確信に満ちて綴っています。
 彼はその後、神学部で学び、教会、修養会、大学などで講演を重ねつつイエスさまのことを伝えています。
 彼は自分のことをこのように言っています。「自分のセクシュアリティについて聞かれたら、私はキリストの弟子であり、たまたま同性に惹かれる経験をしたものです」「私のアイデンティティはもはや私のセクシュアリティにではなく、キリストにある」と。
 彼は、同性愛を「罪」だと認めています。聖書がそのように言っているからです。今の世は、その点に関して寛容であることを美徳であるかのように奨励しています。その傾向は日々高まっています。でも、御言は「罪」だと言っています。御言こそ真理です。  

安食道子


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