メンタル 弱くなった
"メンタルが若いころに比べて弱くなった、そう感じている社会人の方々がいます。年齢が原因で突然精神力が下がる事はありません。むしろ社会人として経験を積み重ねる事で、メンタルがタフに柔軟になる事が多々あります。メンタルが弱くなったと本人が解釈していても、実際は若いころと変わっていない、もしくは強くなっている可能性の方が高いです。
なぜ本人が自分の精神力を過小評価する事になるのか、それは受けるストレス量が知らず知らずのうちに増大しているためです。新人や学生時代に比べて、ベテラン社員は任される仕事量が多く、職場や家庭での責任感も増しています。実際はストレス耐性が以前に比べて強くなっていても、それ以上に受けるストレス量が増加し、趣味や休息に使える時間やお金が減っていると、メンタルが疲弊していきます。
ただ加齢によって、精神面の自然治癒力が低下している可能性は十分にありますので、弱くなったと自分を責めるのではなく、若い頃以上に自分自身を労わり、趣味や休息に充てる時間やお金を捻出するのが合理的な対策です。"