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メンタル 回復

"メンタル面での疲れを回復させるにはどうすればいいのでしょうか。身体を動かす、とにかく寝る、好きなことをする、人に悩みを話すなどいろいろあると思います。

「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学では、すべての悩みは対人関係の悩みであると説いています。どんな種類の悩みであれ、そこには必ず他者が関与していること、劣等感とは他人と自分を比較した時に起こっている主観的なものであるということです。

また鶴田豊和『「めんどうくさい」がなくなる本』には、多くの人はネガティブな感情を感じてはいけないという勘違いをしていると述べられています。ネガティブな感情に蓋をすることは、ポジティブな感情にも蓋をするということです。

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メンタル面で疲れを感じているとき「何もかもめんどうくさい」と思っていないでしょうか。そういうときこそ、いっさい自分を責めるのをやめてしっかり休むことが大切です。

「めんどうくさい」と思うことや、対人関係による悩みを見つめてみると、自分の中にあるルールや主観が他者の介入によって揺さぶられるところに起因していることが多いです。

そういうときこそ無理に解決しようとするのではなく一度立ち止まったり、手放したり、時間が解決するのに任せたほうがいいこともあります。他者との衝突を避けるようにして「自分が我慢をしていればいい」という気持ちだけでは解決しない問題も多くあります。

立ち止まることも、手放すことも、時間が解決するのを待つことも「逃げ」ではなく、自分を悩ませている問題に適切に対処していると考えてもよいでしょう。"

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