2020年九州旅行その4 旅行におけるTRPG風の役割分担考(完)

旅行最終日、福岡は3か所の寺社仏閣を巡った。

大宰府天満宮、宝満宮竈門神社、坂本神社(大宰府政庁跡地)。

まず西鉄は大宰府駅が赤い鳥居などでデザインされており見た目が雅やかで大変よろしかった。大宰府天満宮ではたぶん7か所に点在する牛の銅像を見つけては写真を撮る。たぶん7か所全部取ったのでなんかの願いでもかなうのではないか。麒麟造は今の流行りだろうし、鳥の鷽の像はゆるキャラ風でかわいらしかった。

竈門神社は今流行の緑黒のだんだらの服を着たお子さんが多かった。本来の聖地(?)は別府の八幡竈門神社のほうらしいが。

坂本神社は年号「令和」の由来となった神社。奥さんが3か所とも朱印を集めてご機嫌であった。行ったからといってなにがどうというわけでもないが。

乗り継ぎの中途、「西鉄二日市駅」の登りエスカレーターに逆方向から近づいたうちの奥さんに容赦なく警告ブザーが鳴り響いた。
「BE-♪(人の神経を逆なでする音)、こちらは登りエスカレーターです。下にはいきません(ウロ覚え)」×2回

文字では伝えきれないんだが、近くにお立ち寄りの際は試してみてください。録音しとけばよかった。奥さんは渋面だったが、私にはこれがこの日一番ツボであった。

その後、博多を町ブラした後で博多駅のイルミネーションへ。駅前広場の特定の位置に立つと駅ビルに大きく姿が映し出されるというイベントがあった。私たちの前に並んでいた女子4名組が妙に長時間粘るというマナー違反に少しムッとしたが、オーロラビジョンに赤いハート型の中で映し出される時間が限定的に発生するのでそれ狙いだったらしい。私も奥さんと映って満足したのだが、それをスマホ撮影しようとしたために肝心の顔がスマホで隠れているという間抜けっぷりであった(結局2回並んだ)。

博多駅の屋上のクリスマスイルミネーションで旅行を〆て終了でした。

んで、ここからが記事としては本番?私が勝手に考えた旅行における役割分担。

①決定者 40%  私7:奥さん3
どこに行き何をするかを実際に決める役割。計画がいくらあってもいざ現地においては不確定要素も多く迷う中決める場面がある。この役割が定まらないといちいち迷って旅行が進まない。桃太郎パーティでいえば桃太郎。TRPGでいえば戦士。

②計画者 30% 私1:奥さん9
旅行の方針やテーマを定める。計画を具体的に事前準備をするプランナー。この役割が定まらないと旅行全体がふわっとしてグダグダになりやすい。桃太郎パーティでいえば犬、TRPGでいえば魔術師。大学生の気ままな自転車一人旅などだと重要度は落ちる。

③即興者 20% 私9:奥さん1
その場で予定外のイベントを思い付きで放り込むトリックスタータイプ。現地でのアドリブなので事前準備の「計画者」泣かせだが、旅行特有のアクシデントやイベントを積極的に楽しむ。決定者との違いは決定者は基本的に計画の順守を重視するが、即興者は良くも悪くも計画にとらわれない。桃太郎パーティでいえばサル。TRPGでいえば盗賊。

④調整者 10% 私3:奥さん7
チーム内の意見がぶつかった場合に調整する。「まあまあ」が口癖。妥協点というか現実的な落としどころで理想主義な「即興者」をなだめたりする。1人旅だと不要。桃太郎パ^ティでいえばキジ。TRPGでいえば僧侶

などという分析を考えた。だから何だと言われればそれまでだが。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。