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「レノファ山口」は生活の一部です

山口県出身、メディア部のレノファ二郎です。

今回は私が熱狂的に応援するサッカークラブ「レノファ山口」について紹介します。

レノファ山口は1949年、山口県サッカー教員団として発足しました。2006年に山口国体に向けたチーム強化のためクラブチームになり、14年に4部相当のJFLに昇格。翌15年にはJ3、さらに翌16年はJ2昇格と、すさまじい勢いで力を付けてきました。プロスポーツチームのなかった山口では快挙なのです!

私はこれまでスポーツを見るなら野球派でしたが、広島東洋カープも福岡ソフトバンクホークスも地元のチームとは言えず、好きなチームだけど少し複雑な気持ちで応援していました。

J2昇格以降は毎年ユニホームを買って、山口市のスタジアムに足を運び、応援していました。コロナ禍前はほとんどのホーム戦をスタジアムで観戦しました。さらにアウェーの試合も見たいと、岡山や北九州、遠くは徳島まで遠征するように。勝ったらガッツポーズで「DAZN」のハイライトを見返す、負けたら不機嫌になる。野球が好きな昭和のお父さんのような感覚ですね。もはや、生活の一部です。

昨年はクラウドファンディングで新型コロナ対策のためのチーム運営費の寄付にも協力しました。また試合の帰りに山口線の電車内で「レノファ勝った? 良かったね!」と知らない方から声を掛けられたり、中学の同窓会で「レノファ調子悪いね~」という話になったりした時は、ついにふるさと山口にもスポーツを応援する文化が生まれたんだとうれしくなりました。

維新公園全景

さてレノファを観戦する私の楽しみは、若手選手の成長です。6月にあった日本対キルギス戦でハットトリックを決めたFWオナイウ阿道選手(横浜FM)やDF菊地流帆選手(神戸)は1年間レノファでプレーし、J1チームに移籍しました。他のJ1の試合でもレノファに在籍した選手が活躍するとうれしくなります。

ただ都市部のように大きいスポンサーがあるチームではないので、毎年のように主力選手を引き抜かれてしまい、チーム作りの練り直しを迫られてしまいます。そういう事もあり肝心の勝ち負けは・・上位チームと少し力の差を感じます。

今の課題としては攻撃陣に迫力を感じません。サイドを攻め上がるパターンが多いのですが、相手に読まれてきているためゴール前で窮屈にパスを回し、苦し紛れに打ったシュートやパスを止められる場面が目立ちます。ミドルシュートや縦パス、ドリブルなど時にはパスサッカーの形を変えた攻撃が見たいです。

レノ丸写真

もう一つの楽しみはマスコットのレノ丸です。
モチーフは「維新の志士=獅子」をもじったライオンなのですが、怖〜いライオンではなく、かわいいレノ丸君。ボランティアの方が手作りで用意した衣装を着て試合前に登場し、いつもサポーターを和ませています。

レノ丸のタオルマフラーなど新発売の商品となると、つい買ってしまいます。おかげでわが家の引き出しには、入りきらないくらいのレノファのオレンジカラーのタオルが・・。選手の名前付きタオルとか「移籍したら使えなくなるやん!?」と思いながら買ってしまいます。

あ、あともうすぐキャプテン翼とコラボのタオルも届くんだった。ただ妻も同じ趣味なのでそこは全くもめる事はありません! とてもありがたい事です。

さて今季のJ2は、J1同様に降格が4チームあり厳しい戦いが続きます。
夏の移籍で選手がいなくならないかも心配です。

こういう時こそ声援で後押しをしたいのですがコロナ禍ということで、なかなか観戦に行けないし、声が出した応援ができずもどかしい。攻撃力を強化してJ2の舞台に何とか踏みとどまって欲しいものです。かといって降格しても応援をやめる事は絶対にありません。苦しい時こそ応援するのがファンってものです!


中国新聞デジタルでは、地域スポーツのコーナーでレノファの記事のほか、広島ドラゴンフライズやJTサンダーズ広島、サンフレッチェ広島レジーナ、高校野球などで紙面には載っていない試合中の未掲載写真を掲載しています。ファンの方はぜひご覧ください。(メディア部・レノファ二郎)

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