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小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.10 上質なアウターとニット

編集部・お蝶さんです♪

寒いときのコートとニットの組み合わせは、「鉄板アイテム」ですよね。最近はサステナブル(持続可能)の機運も高まっているので、2シーズンぐらいしか着られないようなファストファッションは買いたくない…と強く思うようになりました。上質素材のコートやニットについて、オンワード樫山中国・四国エリア管理Sec.の田中義基さんに教えていただきました。

まずは、オーバーサイズのダブルコートが目を引くコーディネート。大きめチェック柄のコートは、イタリアの老舗ファブリックメーカー「MANTECO(マンテコ)」社のウールアルパカモヘア混を使用し、生地表面の長い毛足で高級感を演出しています。上品なタートルネックのニットとパンツを合わせると、さらにエレガントな雰囲気が楽しめます。

コーデA

最近、よく耳にするマンテコ社(ヘンテコ社?みたいで覚えやすい)というメーカーがすごく気になっています。環境意識が高くて、再生素材の品質も最上級だそう。いつかマンテコ社の生地で作られたコートを購入して、ヘビロテしてみたい!というのが夢の一つになりました。

次はノンストレッチのロングアウターがメインのコーディネートです。太陽や人体から放射される赤外線を熱エネルギーに転換し、発熱する特殊中綿を使っており、保温性は抜群だそう。トップスには梳毛糸(そもうし)と呼ばれる細い糸で編まれた赤いウールニットを合わせています。目が詰まっているので、厚ぼったさがなく着膨れを防いでくれます。

コーデB

ダウンコートも冬の定番ですよね。モコモコせず、スタイリッシュなシルエットが最近のトレンド。ニットは2番目のコーディネートと同じですが、下にストライプのシャツを合わせているのでスポーティーな感じに。

コーでC

それから、こんな大ぶりな柄のセーターは一枚でインパクトがあり、コーディネートで困ったときに便利。ペルーのファインアルパカやウール、ベビーキャメルなど希少価値のある混合素材は着心地も抜群です。

ジャガード柄

さらに、冬は手袋や帽子など小物も楽しめる季節。トレンドはアームウォーマーだそう。付け方を間違えると、事務仕事の必須アイテム「腕抜き」になりかねないので、大人女子は気を付けなくてはなりません(笑)。指先が出ているので、携帯電話も簡単に触れられるのがありがたいですよね。

アームウォーマー

コートなど冬のアウターは、高価でも上質な素材のものを選び抜いて長く着たいものですね。それが、サステナブルな社会への一歩につながります。

(編集部・お蝶さん)

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