医療法人メディカルビットバレー/エールホームクリニック

医療を通じた街づくり、仕事づくり、そして人づくり-地域医療を変え、社会を変えていく-  2020年4月、新潟県長岡市で創業し、「好きな仲間と、好きな場所でワクワク仕事して、サイコーの業績をあげる!」をテーマに、地域医療の医師偏在問題をはじめ、社会的課題の解決に全力を尽くします。

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医療を通じた街づくり、仕事づくり、そして人づくり-地域医療を変え、社会を変えていく-  2020年4月、新潟県長岡市で創業し、「好きな仲間と、好きな場所でワクワク仕事して、サイコーの業績をあげる!」をテーマに、地域医療の医師偏在問題をはじめ、社会的課題の解決に全力を尽くします。

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今回、5年ぶりに日本リウマチ学会学術集会へ現地参加しました。 福岡での開催ということで、日々の診療や家のことなどの日常をしばし忘れ、学会の雰囲気にどっぷりと浸かり、楽しく有意義な時間を過ごしてきました。 旧知の先生方にご挨拶ができましたし、大学の同級生からは、うれしいことに多くの同期達の横浜での活躍ぶりが聞けました。 たくさんの知的刺激を受け、今後の診療のモチベーションも上がりました。 私がこのクリニックに勤めて丸2年が経ち、3年目に入りました。 リウマチ膠原病疾患も、病状

    • チャンスは一瞬

      いつも、ありがとうございます。 この4月でMBVは創業3年を迎えました。 いろいろありましたが、過ぎ去ってみればあっとゆーまで楽しく充実した日々でした。 このままでは先が見えない地方都市において、若い思考、行動で稼ぐことの必要性を、もっとも伝統的な医療界から広めるために取り組んできました。 高校を卒業するとき、長岡が嫌で嫌で堪らなくて、ただそれだけで東京に行きました。 紆余曲折を経て、7年前、ひょんなことから二十数年ぶりに長岡に戻ってきました。変わらずに閉鎖的なままで居続

      • 注射への備え。

        「注射ヤダー!」 小児科で外来をしていて、ほぼ毎日耳にする言葉です。 ほとんどの人がワクチンなどの注射を経験したことがあるはずです。 もちろん注射には多少の痛みはありますし、子供としては大きなストレスになると思います。 実際に恐怖のあまり診察室から逃げ出してしまう人もいます。 予防接種が充実するのは良いことですが、注射をする機会は次第に増えており、ストレス対策の重要性は増しています。また、近年では予防接種のストレスをきっかけに身体症状(めまいや動悸・気分不快など)を生じる予

        • 漢方診療について

          漢方は約2000年前の古代中国・漢の時代に始まり、5-6世紀ごろ日本に伝わり、日本で独自に発展した医学です。 「日本漢方」あるいは「和漢」ともいいます。 近年、漢方薬はドラッグストアや通販サイトなどで手軽に購入できるようになり、より身近なものとなりました。 複数の市場調査によると、6-7割の人は漢方薬の服用経験があると回答しています。 また、医師を対象にした実態調査では、約9割の医師が漢方薬を日常的に処方していることがわかっています。 かぜ、胃腸炎などの急性症状はもちろん、

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        • メディカルレボリューション「MBVの進化は続く」
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        • そうだ、学会行こう
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          頑張れ、はじめちゃん。

          いつも、ありがとうございます。 1月21日大安に毎年恒例のMBV医師新年会を行いました。 弘前大学から、親友でMBV監事の中野創先生も参加してくれました。 MBVの終わりなき旅の始まりを感じることのできた感動的な新年会でした。 弘前大学は、僕を含めて3人の医師の出身大学であり、また同学の皮膚科学講座とは遺伝子診断で共同事業をしています。 歴史、伝統ある大学と革新的なクリニックが500キロの距離を超えて、今の時代に必要な新しい医療のカタチを試行錯誤しながらともに創ろうとしてい

          新しい年の長岡に寄せて

          2023年1月21日、メディカル・ビット・バレーのコアスタッフが会する新年の宴にお招きいただきましたので、10時58分に弘前を後にしました。 およそ5時間30分の鉄道の旅です。 長旅のように思われるかもしれませんが、本を読んだり、スマホで音楽を聴いていると、あっという間に時間が過ぎていきますので、何の苦にもなりません。 それどころか、大宮で降りて、上越新幹線に乗るころには、また長岡の素敵な先生方やスタッフの方々にお会いできると思い、自然とワクワクして来るのです。 予定通り、

          アトピー性皮膚炎のスキンケア

          先日の院内勉強会では当院スタッフに向け、『アトピー性皮膚炎患者へのスキンケア指導』についてお話しました。本コラムはその内容を患者・ご家族さま向けに書き直したものです。 ごく基本的な内容ですが、アトピー性皮膚炎のある方はもちろん、ない方であっても、適切なスキンケアを行うことは湿疹やかゆみをおこしにくい健やかな肌を維持することにつながると思います。お役だていただければうれしく思います。 1.アトピー性皮膚炎の経過アトピー性皮膚炎は、アトピー素因と呼ばれる体質をベースにして、かゆ

          抗い、渦を巻く

          明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 激動過ぎた2022年をなんとか乗り越え、2023年を迎えることが出来たことが素直に嬉しいです。それくらい2022年はギリギリでした。 この閉塞感とがんじがらめのルールの中で、最大限の成果を出すことは本当に至難の技です。 汗水流して頑張ってくれる有能なスタッフ、力強く支えてくださる皆さまには感謝しかありません。心からありがとうございます。 体力だけが自慢の僕も年末は電池が完全に切れて、弥彦の温泉でキズを癒し、

          第3回「未来への提言」

          地方医療こそチャンス 日本の医療は専門化が進み細分化されました。それは医療の進化であり、素晴らしいこと。スペシャリストたちの能力を最大限引き出すには、社会の中で医療がどのような立ち位置にあるのか、全体の状況を見て判断できる大局観を持ったリーダーが必要です。しかし、日本の医療界は俯瞰的に物事を見られる教育をしていません。むしろ、大局観のある人や、若い人の新しい考えを拒絶する閉鎖性がある。とても残念なことだと感じています。 医療は誰もが必要とするインフラ的要素が強いことは事実

          第2回「リーダーシップとマネジメント」

          人間力はあるか? 医療組織のリーダーには、細部に配慮しつつも全体を把握する力と、将来まで見通せる広い視野が必要です。危機察知能力とデリケートな気質を持ちながらも、スタッフに安心して業務に集中してもらうため、自らの繊細さを前面に出さない技術も大切。医療は感情のある人間相手の仕事ですから、ストレスが非常に高い。本来の仕事以外でスタッフに余計な負荷をかけないよう、リーダーは注意しなくてはなりません。感情コントロールも当然。命にかかわる現場で、すぐ冷静さを失う人はリーダーにも医療に

          第1回「医療と経営の分離」

          心を開けば楽になるMBVは、ほぼ保険診療だけで黒字経営を維持し、今も成長しています。全国から集まった医師やスタッフ同士のチームワークも良く、それぞれがプライベートの充実とやりがいのある仕事のバランスを取って生き生きと働いていており、通院患者さんは1日400人以上になりました。 一方で「エールワクチンセンター」も開設し、現時点では医師2人、受付4人、看護師3人で1日約1000人に接種。世の中のニーズにここまで応えられていることが注目され、全国の医療機関や自治体からノウハウの問

          飛躍のうさぎ

          4月に長岡に来て、早いものでもう年が変わろうとしています。 大学病院勤務の頃は、市中病院では治療できない悪性度の高い腫瘍や珍しい症例の治療に従事することが多く、論文や講演のための症例集めなどをしつつ、青森県は皮膚科医が少ないため週に数回外来のため県内各地へ行っていました。 また立場的に後輩の指導や、医学生や看護学生、研修医への講義なども担当していました。 そんな自分がエールホームクリニックの皮膚科に入れていただいて思ったのが、この年齢で皮膚科の中で一番の若手だということで

          NEXT STAGE

          自分がMBVで働き始めて半年になり、COVID-19の第7波が落ち着いた頃合いで、夏休みをもらいました。 海外の渡航規制が緩んだタイミングでしたので、えいやっとバリ島へ。 10月の少し肌寒くなってきた日本を抜け出して、南国の緩んだ空気に触れてきました。 おおよそ3年ぶりの感覚です。 旅行は好きです。 医者という肩書を気軽に捨てて、何者でもない自分として、世界と触れ合える。違う価値観と触れ合える。 見たことのないものに触れるときは、今でも童心に帰るようにワクワクします。 海・

          メディカルレボリューション

          トップメッセージ医療のより良い「あかり」を 新潟から全国に広げたい。 そのための仲間を募集します。 インタビューエールホームクリニックで働く医師たち クロストーク◇女性医師クロストーク ◇若手医師クロストーク ◇県境を越えた医師クロストーク

          医療のより良い「あかり」を新潟から全国に広げたい。そのための仲間を募集します。

          もともと、大のカイゼン好き。医療業界はあまりにもカイゼンすべきことが多すぎて。だから「メディカルレボリューション」、始めます! 僕がメディカルビットバレーを創った理由僕がここ新潟県長岡市に医療法人メディカルビットバレー(以下MBV)を創った目的は、ひとことで言うならば従来的な医療システムを変革すること。そして医師不足といわれる地方により良い医療を届けることです。医療の組織において重要なのは時代にあったマネジメントとリーダーシップ。しかし医師の世界はとても閉鎖的で、大きな病院

          楽しく働けて人の役に立てる!

          病院と個人クリニックの間 「第3の医療機関」佐渡島の総合病院で働いていた時、離島という地域柄もあってか「そこまで重症ではないけれど個人クリニックでは対応が難しい」という患者さんが多くいらっしゃいました。そこで思ったのが「総合病院と個人クリニックの中間的な医療機関があればいいのに」ということです。エールホームクリニックの話は、まさに私が考えていた答えのひとつが提示された!という感じ。新しいクリニックをつくるというチャレンジにも大いに興味を惹かれ、MBVに入りました。 気づきを