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性格4タイプ別片づけ習慣術(1)

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

これから数回シリーズで、古川武士さんのこちらの本を参考に、性格4タイプ別の「片づけ習慣」について考察していきたいと思います。

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この本は、あるミーティングの時の、「夏休みの宿題って、どうしてました?」という、古川さんからの素朴な質問に端を発しています。

「最後の数日、ギリギリになってから一気に終わらせる」という古川さんに対して、その場に居合わせていた私と、もう一人のメンバーは、「最初の1週間、少なくとも7月中には終わらせる」と答えたところ、ものすごくビックリされていました。

「そんな人、いるの?!」と言わんばかりに笑

それで、他のメンバーにも聞いてみたところ、どうやら4つのタイプがあるぞ・・・?となったわけです。

あなたの「夏休みの宿題」の終わらせ方は?

さて、あなたは小学生や中学生の時の「夏休みの宿題」について、どのように取り組んでいたでしょうか?

一番近いタイプを選んでみてください。

① 最初の1週間で終わらせて、心配ごとをなくす
② 最後の1週間で追い詰められて、一気に終わらせる
③ 序盤に前倒しで計画しつつも、コツコツ分散してこなす
④ 計画を立てても思い通りに進まず、後半に追い込まれながらこなす

性格4タイプ別習慣術/古川武士著

これを典型的な例として、行動傾向動機傾向を、かの有名な「うさぎとかめ」「アリとキリギリス」という童話をもとにマトリックスに整理したのが、この「童話マトリックス」です。

引用元;https://note.com/discover21/n/n6b5e6a1bbf64

つまり、ものすごくシンプルに言えば、

やると決めたら、
「ガーッと一気にやろうとする」のが、うさぎ。
「計画を立ててコツコツやろうとする」のが、かめ。

やる理由が
「問題解決」や「リスク回避」のためだと燃えるのが、アリ。
「目標達成」や「快楽獲得」のためだと燃えるのが、キリギリス。

というわけです。

古川さんは、ものすごくたくさんの習慣化メソッドを開発されてきましたが、全てが万人に効き目があるというわけではなく、「自分に合ったやり方を選ぶ」ことが大事だ、ということを強調され続けてきました。

確かに、人によって、ここまで行動と動機のパターンが違うのであれば、科学的に効果があるとされるやり方でも、性格タイプ別に効果を測定してみれば、だいぶ結果に違いが出そうです。

童話マトリックスを片づけに応用すると?

これを片づけに応用してみると、こんな問いが考えられると思います。

Q)1ヶ月後に、自宅に、どうしても断れない来客の予定が入りました。今、部屋はカオス状態です。どうしますか?

もちろん、もともと「片づけ」が習慣化されていて、カオス状態になんてならないよ、という人は例外です。

でも、多くの人は、片づけは、夏休みの宿題と似たような位置づけで、「できることならやりたくないけど、必要に迫られればやらなきゃいけないこと」的なものだと思います。

だとすれば、先ほどの質問に対しても夏休みの宿題と似た感じで、タイプが分かれるだろうと想像できます。

① 来客が決まった日にざっと終わらせ、当日までは細かいところをチェック
② 当日の朝、来客時間ギリギリまで猛ダッシュで片づける
③ 序盤に前倒しで計画し、コツコツ分散して片づけていく
④ 計画を立てても思い通りに進まず、数日前から焦りつつ、できる範囲で片づける

夏休みの宿題と、同じタイプになったでしょうか?

この違いは大きくて、性格タイプに合った「やり方」を選ばないと、うまく成果を出せなかったり、続かなかったりします。

次回から、1つずつタイプ別に、「片づけ術」を考察してみたいと思います。

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