見出し画像

自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり。

モノを減らすことを目的とした片づけは、「判断」の連続です。

捉え方によっては、モノに対してリストラを言い渡すようなものですから、感受性が豊かな人ほど、気分が悪くなってしまうかもしれません。

でも今、何かのきっかけで、人生を一旦仕切り直したい、というタイミングが来ているとしたら・・・

身軽になるためにも、過去のモノたちとの別れは必須です。

そんな時、こんな名言はいかがでしょうか。


■片づくマインド・名言シェア22

自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり。
福沢諭吉

よく考えてみれば、多くの生物はみんな、そのように「独立して」生きています。

植物は根を生やし、葉を広げることで、
動物は餌を探し、獲得することで、

みんなそれぞれに「自ら労して・自ら食らって」いる。

ごく自然な営み。見事なまでの「自営」です。

画像2


「片づけ」は自分ごとじゃない?

ただ、人は社会的な生き物ですから、アリのように役割分担をして、全体で1つの生き物のようになって「自営」をしているようにも見えます。

そうすると、社会の中では、「片づけ(捨てる)係」という役割が1つの職業として分離され、自分ごとでなくなってしまっているのかもしれません。


それはアリ社会でも同じでしょう。

きっと、オスアリは生殖活動以外には「無為に過ごす」ようにプログラミングされていて、その本能に従って生きている。

たまの休みに横になって、「誰か片づけて〜」と思っている時って、そんなオスアリの状態に近いように感じます。


人は自分の役割を「変更できる」

でも、人のすごいところは、複数の社会(コミュニティ)に所属できるので、自分の役割を「変更できる」こと。

そんな素晴らしい能力を持っていると思えば、15分くらい我が家という社会の中の「片づけ係」役をやることくらい、本当は朝飯前なはずです。

画像3

まして、自分と自分の持ち物という社会の中ならば、それは、「自ら労して自ら食う」のと同様に、「自ら労して自ら捨てる」ことに繋がり、もともと自営的であった野生の本性が蘇ってくるのではないでしょうか。

片づけは、福沢諭吉が説く「独立自尊」の精神を回復するための、最も身近なツールかもしれません。


本気でカオスから抜け出したい方へ

忙しくてまとまった時間が取れない!
でも今片づけないと、この先、立ち行かない!

・・・それなら、「1日1捨て」から始めて、毎日15分の片づけを習慣化しませんか?

「1 Day 1 Bye 1 Month」3月度エントリー受付開始!(3/1正午まで)

画像2

片づけ習慣は、一生もののスキル。

1日でも若いうちに身につければ、軽やかに人生を過ごせます。

片づけ習慣化コーチ 牛尾恵理



いただいたサポートは、新たな気づきのヒントをお届けするための糧にさせていただきます。