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片づけない家族に対してイライラしたら

「もう、私が片づけるしかない!」

そう決意して片づけを始めると、気になるのは「家族の行動」です。

察して協力してくれたら良いのですが、全くもって無関心、というのが大半でしょう。


いや、無関心ならまだしも、余計に散らかす・・・!
平気でぐちゃぐちゃにする・・・!
「なんで片づけるの、そのままにしといて」とケチをつける・・・!

ともなれば、ついカッとなって文句の一つも言いたくなりますよね。

そしてその後に襲ってくるのは、虚しさ。
こんな思いをするくらいなら、もう片づけなんてしたくない・・・


なんてことも、あるかもしれません。

そんな時、こんな名言はいかがでしょうか。


■片づくマインド・名言シェア43

人の巧を取って我が拙を捨て、人の長を取って我が短を補う。

桂小五郎(木戸孝允)

一言で言えば、夫婦や家族は「お互い様=相互依存」な関係になれる、最も身近なコミュニティ。

お互いの至らないところや、苦手なところを補い合って、〜家という一つの生命体として、機能することができます。


そう考えてみると、生命の中でも最も重要なのは、心臓を含む循環器系。

家の中の不要なものを拾い捨て、新鮮なモノとこまめに入れ替えることは、まさに「循環器系」と同じで、家族の中の最も重要なお役目と言えるのではないでしょうか。

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その役割に真摯に取り組み、得意になれば、どのコミュニティに入っても「巧」「長」として必要とされるでしょう。

もちろん、他の人がその大事さに気づいてくれるかどうかは別問題。

私たちが毎日心臓や血液にいちいち感謝しないのと同じようなものです。


でも、「私が役目を果たすことで、このコミュニティはうまく循環できている」というアイデンティティを持つことは、自分で自分の存在意義を感じることにつながると思います。

それはとても心地よく、ありがたく、安心できるような感覚。

自分軸でも、相手軸でもない、3つ目の「社会軸」で回っている、不思議な安定感があります。


・・・とはいえ、今みたいに床にヨーグルトのカップが3つも転がっている状態(娘の食べ散らかし)を目の当たりにすると、やっぱり「ムッ」とはなるもんです。

そんな時は、「これも、お役目・・・」とつぶやいて深呼吸。

冷静に娘に声かけするか、赤血球を見習って、粛々と業務遂行あるのみ(拾って捨てる)です。


本気で片づけ習慣を身につけたい方へ

頭の中がごちゃごちゃしていて、もうイヤ!!となっている時、目に見える「モノ」の片づけや掃除に没頭すると、不思議にスッキリするものです。

まず、モノを片づけて、先に「スッキリ感」を得る。
それから、思考や感情の片づけに取り組んでみる。

3ヶ月あれば、その両方にトライできます。

第1期(2020年10月〜12月)のレポートはこちら↓



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