【写真日記】なぜこう撮った?
時々改めて家で写真を見ていると、
「こうしてみたかったな。」「こうすればよかったな。」
と思うことがある。今日は反省会をしてみる。
数年前に撮った写真を引っ張り出してみた。
撮影データは下記だった。
・絞り:f3.2 ・SS:1/4000 ・iso:200 ・露出補正:+1
機材はAPS Cのミラーレス一眼、35mm(約54mm)で撮影していた。
ローケーションは抜群に良いと思う。
雲や小島の雰囲気も良く絵作りには申し分ない。
ざっと思った事を列挙。
・シャッタースピードはこんなに早い必要があったのかな。
・isoは100(最低値)にしておきたかった。
・f値は絞って様子をみてみたい。
・ハーフNDフィルターを使ってみたかった。
・最上部のな雲は切りたい。
・左の島の存在が中途半端。
カメラの設定や主題・副題の整理、アングルの検討がしっかり出来ていればまた違った雰囲気の写真になっていたと思う。そして恐らくこの場所からは一枚しか撮っていない。あっさりしているし粘りがない。工夫が全く無いことが分かる。
こうした反省点を今後に活かす為、何が必要かと考えると割とシンプルな答えが出てきた。それは被写体に向き合う時の心のゆとり。その一点だった。
何も慌てて撮る必要もなかった当時の状況を思い返すと、「この構図でいいかな?」「雲が流れるのを待とうか?」「光の具合はどうだろうか?」等々色々検討しながら撮影が出来たであろう。
あっ!綺麗だ!パシャっ。はい次!。で最高の一枚が撮れればいいのだがまだまだそこまでの能力はない。(スポーツ写真等のテンポはこんな感じなのかなぁ。)
写真の基本は、構図・露出云々では無く、実は撮る人の心の持ちようなのだろうなと結論に至った。テクニックを生かすも殺すもその人次第といった具合でしょうか。
今後はシャッターボタンを押す前にゆっくり深呼吸でもしてみよう。
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