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日本のお笑い文化の光と闇


私はお笑いが大好きだ。
これは日本のお笑いの未来について真剣に考えてみた肯定的オタク的思想である。

まず光の方から

いまや日本の伝統芸能と言っても過言ではないお笑い文化。毎日ゴールデンタイムにはお笑い番組が放送され年の節目では必ずお笑い番組が放送されている日本人に欠かせない演目だ。

そんな笑うことについて貪欲かつもはや国民性ともなり更には社会情勢とも繋がっていると考える私が、光の方から話していきたいと思う。

笑うことは体にいい。

血の巡りが良くなったり幸福度が上がったり寿命が伸びたりと様々な効果が期待できるらしい。
何とか派がでて、リラックス効果が期待できるとも。

こんなコスパ最強なこと他にある!?
とも言える文化はもはや日本人の幸福度を何倍も底上げしている素晴らしい文化と言える。

闇とは、、、

では闇とは何なのだろうか?
言わば「笑う」ことはある種コミュニケーションの一種でも使われることがある。

それはいい使い方もあれば悪い使い方もある。
なんせ笑い文化が染み付いてる日本人なら、笑いでコミュニケーションを取る場面が数多く存在する。

その中でも私が嫌だなぁと感じるのは、
全てのオチを笑いにしようというところだ。
これは大きなメリットであり大きなデメリットでもある非常にリスキーな笑いの取り方だ。

捉え方によっては「笑いに変えればなんとかなる」場の空気が何とも嫌いだ。
これは大勢のタレントがいる雛壇でのバラエティー番組でよく見かける場面だ。

笑いの取り方の疑問

近年でも話題になった、
「ブス」と言って女芸人を笑うことがタブーになった様に、NG用語とは行かないまでも
そこで笑う!?と驚いてしまう場面や、
これって笑って済ませていい話なのかな?
と考え込んでしまうこともある。

なぜ間違った笑いが起こってしまうのか

世代間ギャップや男女間の間で起こることが多い様に見受けられた。
ここの溝は長年植え付けられたもの同士の掛け合いの為、議論は平行線になるのだが、、、

ここは勇気あるものが笑いを封印してバッサリ切り裂くという空気も必要なのではないだろうか。
ハッキリと自分の意見をいう、こうゆう勇気ある女性、人間になりたいと私も思う。

笑いで済ませてはいけないこと

これからの日本は笑ってはいけないことと笑っていいことの区別をつけていかなくてはならない。
あざ笑うという言葉もあるとおり、笑いの種類も様々だ。日本はこの笑いの種類が曖昧で、笑顔はいい事だと思い込んでいる節がある。

笑い自体がいいことではなく、笑っている話の内容にもきちんと耳を向け理解し自分の意見を言えるような話し合いが出来たら、
その上でお笑い文化を楽しめたらさいこうなのではなかろうか。

男社会の芸人という職業

まだまだ根強いと感じる。
男同士でしかわからない笑いというものを、
番組にしたり女性タレントがいる前でわざと男同士の笑いを披露し女性が?となっていると、また笑いが生まれる。
まさに男社会を助長させるような笑いの取り方だ。私たち女性も知らず知らずのうちに男社会を助長させるかの様に笑ってしまっている時がある。

知らないうちに男女の差を更に進めているとはなんて恐ろしいのだろう。

お笑いが男女差別を生んでいる?

日本の笑いには男女の違いについての笑いが非常に多い。カップルネタだったり男の下ネタ思想だったり。私もカップルネタは大好きだが、
大きな危険性も存在している。
その様にして笑えるということは、男が女に対して女が男に対してのギャップが大きい、
つまり男女の差が激しいことになるのではないだろうか。

この差が激しければ激しいほど笑いが起こり、
男女差別というものも更に広がっていく。

ある意味こう思ってるんだという理解の場にもなるが、この男女の違いを笑えなくなる日が来ると男女平等も近くなってくるのではなかろうか。

これからのお笑いの捉え方

これは国民性からの視点である。
勿論、芸人や番組が関係しているのは確実だが、
一人一人の心がけというのが1番だろう。

⚪︎番組を鵜呑みにしない。
⚪︎笑いには種類があり応用するには注意が必要ということ。
⚪︎笑い文化も変化の時が来ており、区別が必要なこと。
⚪︎笑顔=いいことではない。内容にも目を向けること。
⚪︎日常生活に取り入れるお笑いは相手をよくみて無理に笑いを取らないこと。
⚪︎笑いが取れるのは理解あってのこと。
様々な考えの人がいるから、必ずしも自分が面白いことが相手に刺さるわけではない。
だけど自分が楽しむ分には最強のツールだ。
⚪︎自分の中のお笑いと上手く付き合っていこう。

結論

どぶろっくって面白いよね。




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