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MBA日記 自分の想い、他人の想い
先日のMBAの授業の内容。
前回の続き。
前回に引き続きデザイン思考について。
「なぜトイレットペーパーは筒状なの?」
こういった、一見当たり前の光景に対して、問いからはじめるプレゼンテーションをしてみることが求められる。
この時、借りてきたような社会課題を先に述べるのではなく、自分の問い!であることが大事。
課題とは、理想と現実のGAP。このGAPを埋めるために、だったらこうすればいいじゃないか?いいかも?と考えてみる。
実現可能・実⾏可能・望ましい(望まれるもの)既存の関係、既存の定式を覆せるか?どうすればそれを覆せるか?
自らの問いを解決する手順を示すことができれば、そのデザインが社会課題にも到達できそうだという道筋も説得できる。
そのためには問いを立てることが先であり、なんなら社会課題は後付けでもよい。
ここまではつまり、
他者ではなく「自分」の内面から湧き出てくる熱い想いや気持ちを優先させて、
どうやったらこの燃えたぎるモヤモヤを解消できるのか、
を考えましょうということでしょう。
しかし続きがありまして、、、
問いを立てるために必要な手順は、ステークホルダ(関与者)へのインタビューをし、ブレーンストーミングなどを通じて再度デザインすること。
インタビュー、つまり他の⼈から聞き出した本音が重要であり、理想や押しつけではデザインは完成しない。仮説を立てるには、想定・自分の熱意だけではダメ。
と、授業で紹介されました。
つまり、社会課題解消の起点は他者ではなくあくまで自分を優先し、
しかしプロセスは逆に自分ではなく他者を優先しましょう、
という理解でいいのでしょうか。
例えるならば、
自分の関心ごとでないと火がつかない(他人ごとだとそもそも燃えない)、
しかし周りの人たちと皆で火の管理をしないと火は燃え続けない、
ということなのかもしれません。
なんとなくしっくりくる気がします。
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