見出し画像

一流企業への再就職の道(非正規雇用から正規雇用へ)[Part1/2]

私は、大学卒業後、中小企業へ入社し、約10年間勤務させていただいた後、退職しました。
理由や経緯は、
『中小企業を退職、一流企業への就職を目指した(Part1/3)~(Part3/3)』
として掲載させていただいております。
宜しければ、一読いただけましたら幸甚です。

また、私が一流企業を目指すこととなった理由も、それに記しましたので、ここでは割愛させていただきます。

一流企業の正規雇用(正社員)への道は2つあります。

1つ目は、中途採用です。
これは、企業側が、即戦力となる人材を急募するにあたり行います。
学歴,経験,能力(専門的能力)などが非常に重要視されます。
そのため、企業側のニ-ズを満足する人材がいない場合、いかに希望者が多い場合でも、採用者0(ゼロ)となることが多々あります。

2つ目は、社員登用(非正規雇用⇒正規雇用)です。
こちらは、準社員(契約社員)として働きながら、一定の条件を満たすと受験可能となる、登用試験を目指します。
学歴,経験,能力≦勤務態度,所属組織パフォ-マンスへの貢献,人柄などが重要視されます。

凡庸な私は、当然、「2つ目」の"社員登用"の道を選択しました。

私は、大手○○メ-カ-の工場で、準社員として、管理部門で働きだしました。(工場内は、生産部門と管理部門に大別され、管理部門とは、総務,経理,安全,営業,資材,品質,生産管理,生産技術などの部署の総称。)

準社員として働き始めて、まず、驚いたことは...、『暇』でした。

一日分の業務ノルマが、2時間ほどで終わってしまいました....。
上司や先輩に報告しても、
「見直し とか 再確認 とか しておいて!」
と言われるばかり...。

実は、見直し や 確認も、"2時間ほど"の間で、終わってしまっていました。

こんな日々が一週間続き....。
楽(暇)すぎてしんどい...というのが本音でした。

これは、私が優秀なのではなくて、大企業では、分業制が確立されているためです。つまり、中小企業では、経費,勤怠,申請などの諸々の処理(いわゆる雑務)を各自がこなさなければなりませんでしたが、大企業では、それをこなす専用の部署 又は 専属の職員が配備されているため、自分でしなくていいのです。

することもないので、暇つぶしに、会社の規則 や 業務に関係する法律を読み始めました。何気なくはじめたこの行為が、この後、私の人生を大きく変える要因になろうとは、この時、まったく、思いもよりませんでした...。

1ヶ月も過ぎたころ、徐々に業務も増えてきました。
3ヶ月に突入した時期には、残業しなければ、ノルマがこなせない状態にまでなりました。
それでも、前の会社に比べれば、半分以下の負荷だったので、積極的に業務を受け、こなしてゆきました。
1年が経過した頃には、所属部署で最も業務を抱えている状態になりました。

これなら、思ったよりも、簡単かつ 早く正規雇用されるのでは...っと思いました。

そんな折、上長から、登用試験の話をされました。

「来た、来た~」っと思い、条件を聞きました。
筆記試験、論文、面接...等々。

やっぱり、結構、ハ-ドルが多いな...。

最後に、過去の筆記試験を提示いただきました。

『!!!!!、な、何だこれ....』

思いもよらぬ問題に、一気に登用試験への受験意欲と自惚れという虚想の上に成り立っていた"採用の可能性"が木端微塵に吹き飛びました....。
<next!>
https://note.com/mbb_mbb/n/n0a75beaa4ace

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?