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【社会人/博士/体験記】第15回「逆にシステムをうまく使える人は……」

こんにちは、白山鳩です! クルッポゥ!

このマガジンは、
働きながら、「博士後期課程="社会人"博士」
を目指す体験談です。

前回の記事はこちら ↓↓↓


さて、今回は、大学のインフラのあれこれの感想について書いていきます。

1つの記事あたり、だいたい5分で読めますので、お気軽にスクロールしてみてください!


インフォメーションシステム……そういうのもあるのか!

入学式後のオリエンテーションで、
「インフォメーションシステムは必ずチェックしてください」
という話があったので、そこはまじめにアクセスするわけです。

すると、大学からのお知らせ関係がジャンルごとに確認できるというところで、まず驚きました。

履修に関する情報のほか、
大学が主催する種々のセミナー、
留学や就職に関する情報などなど……


すっげえ、便利!

鳩が学部生だったときは、
「適宜、キャンパスの掲示板を見にきてください、以上」
だったのに。

お気に入り登録をすれば、気になる情報はいつでも呼び出せますし。
休講情報はトップに表示されますし。
その他のリンクもそろっていて。

加えて、HPだけでなく、アプリまで揃っているとは……。

いやはや、時代を感じさせられました。

加えて、「国公立か私立か」という違いもあるかもしれませんが……。

そういうわけで、学生時代とは比べ物にならない頻度で、大学からの情報にアクセスするようになりました。

簡単なアンケートに答えて図書カードをもらえることもあったりして、
いろんな特典があるというのは、私学だからというのもあるけど、
提供される情報をチェックして、初めて知ることも多かったです。

国の制度と一緒ですねえ


一周回ってマジでこれでした


ベビーチェアとトンカツ

鳩に豆鉄砲を食らわせたインフラは、インフォメーションシステムばかりではありません。

ちょいと男性用トイレに入ったときのこと。

ふと顔を上げると、トイレの個室に、乳児用のベビーチェアがありました。

おそらく、大学キャンパスの男性トイレの個室に、乳児用のベビーチェア!

過去10年で、何回使用されたのだろうかと考えさせられました。

これぐらいの歳の子どもがいる自分でも、乳幼児を連れて授業を受けにくることはないでしょう。

いわんや、20代前後の学生をや。

とはいえ、そういう時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。


さて、今度は大学の食堂で昼食をとったときのこと。

トンカツを食べたくて定食を頼んだのですが、
なんとナウなヤングにバカウケな、カフェ仕様のプレートが出てきました。

「学生向けの定食」=「とにかく量が出てくる」
という常識がもろくも崩れ去ります。

そして、どれもくやしいけど、うまいのです。

まさか、大学のキャンパスで、『孤独のグルメ』の「西荻窪のおまかせ定食」気分を味わうことになるとは……。

どうでもいいですが、だからといって「カレーライスの大盛り」を追加で食べる気分にはならなかったので、改めて、マンガのあの展開は異様だと感じました。


いや、そうはならんやろ


新聞がいらなくなる日

最後は、再び、大学のシステムに関する話を。

大学が所蔵している本を知りたくて、大学図書館のホームページへアクセスしてみたときのことです。

本を調べるための検索バーを触っているところで、ふと、
「データベース」
というリンクがあることに気が付きます。

むむむ……


これはもしや……


研究をするにあたり、様々な情報にアクセスすることがあります。
たとえば、雑誌だったり、新聞だったり……。

あれ、ということは……。

「大学図書館のデータベースを活用すれば、新聞購読なんて必要なくなるのか!」

日曜の昼に思わず声が漏れました。

例えば、東洋経済のデータベースにアクセスすれば、週刊東洋経済をはじめ、一橋ビジネスレビューといった雑誌も閲覧できるというわけです。
もちろん、バックナンバーも含めて……。

いやはや、こいつはビジネスパーソンにとっても宝の山です。
しかし、大半の学部生にはほとんど関係のない話であって、活用されることもないのだろうなあと思うと、複雑な気持ちにもなりました。

ちなみに、念のため『WORLD SOCCER DIGEST』で検索をかけたのですが、ヒットしませんでした。
早急に改善が必要と言えるでしょう。



さて、次回は、博士課程で受けた「授業」に関する話です。

1回の授業に予習と復習が4時間必要って、そんなあほな……って、本当なんですか?

to be continued…


参考資料

・タイトル、挿入マンガ①:はんざき朝未『無能の鷹』(講談社)
・挿入マンガ②③:久住昌之(原作)、谷口ジロー(作画)『孤独のグルメ』(扶桑社)
・挿入マンガ④:横山光輝『三国志』(潮出版社)

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