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キャリアプランを真剣に考えないと終わる

2021年、無事に仕事納めをできました。

年末の大掃除とならんで自分の中で「コレやらなきゃいけない」と思っていることがひとつあって、「今年1年の成果を含めて、現時点の自分のキャリア(立ち位置)を確認しときたい」なと。

唐突感のある話だと承知しつつ、組織勤めをしている人なら共感してもらえるかもしれませんが、「キミ、しっかりキャリアプランを考えて」って所属組織から言われると困りません?私は正直困ります。結構困る。。

キャリアをプランニングするということは、「過去」の自分の経歴を振り返りつつ、「現在」の自分が市場価値&所属組織内での価値を確認しつつ、「将来」的に自分がどのような仕事をしていきたいかを考えることかなと捉えています。

要は、「過去→現在→未来をつなごうよ、考えようよ」という作業かと思うのですが、未来を考えるのって難しいですよね。「今と同じような仕事を将来的にも続けていきたいです」って思っていたとしても、1年後はいいかもしれませんが、2,3年後とか5~10年後を考えたときに、「今と同じような仕事」を続けられる保証なんてないですしね。

「今と同じ」というのを突き詰めて考えてみると、まず「今の会社」が数年後に残っているのかはわからないですよね。当然ながら、すべての企業(C×O)は「わが会社はgoing concernですよ、未来は明るいぞ、がはは」と将来的に事業を継続していくことを従業員に語るのでしょうけれども、致命的な不祥事が起こるかもしれない、炎上して商品が売れなくなるかもしれない、企業内のキーパーソンが引き抜かれて競争力を失って失墜するかもしれない・・一寸先は闇かもしれない。

「今の会社」の前に「今の会社の市場(マーケット)がなくなる(減る)かもしれない」というのもありますよね。

恒例の金融業で例えるならば、銀行業はビットコインの普及やブロックチェーン技術によってP2P(個人間)送金が普及していったら、「メガバンク?不要じゃん?」となりかねない。例えば、保険業はGAFAM(Google, Apple, Facebook=Meta, Amazon, Microsoft)などの巨大IT企業が金融規制の壁をうまいことすり抜けて(金融庁が目をつぶって)保険市場に参入をしてきたら、「手数料が安くて、資本もしっかりしているし、レコメンド機能がイケてるし、レビューで既加入者の感想も見やすいし、大手保険会社じゃなくていいや、GAFAM保険に入ろう」という動きが広まるかもしれない。

「今の会社」の前に「今の会社の市場(マーケット)」がなくなる以前の問題として、「日本が・・」とか言い出すときりがないので(笑)、ここまでにしますが、私は心配性でリスクが大きいこと(上振れも下振れも)が嫌いなので、基本的には最悪を見積もっておいて、少しでも上振れしたらラッキーくらいに考える派です。

キャリアプランの話に戻りますが、将来を考える時に楽観的な人ってどれくらいいるんですかね?多いのかな・・

想像するに、「現在の業務で圧倒的な結果/成果を出している」「引く手あまたな特殊な資格をもっている」「実家の家業を継げばよい」「最悪、生活保護受給すれば・・」etc. いろいろな考え方があるんだと思うのですが、楽観的な人は少数派なんじゃないのかな(違うのかな)?

例えば、公務員は仕事がなくなるとかリストラされるとかのリスクはないものの、民間企業の給与水準をベースに公務員の給与が決定されるところもありますし、この先の日本がどうなっていくのか、日本の民間企業がどうなっていくかは全国民の関心が高いところなのかなと思っています。


じゃあどうするの?将来を見据えて現在の自分は何をしたらいいの?

との湧き上がる疑問に自分なりに答えを出そうとするなら、

自分を相対的にどの位置に置くか、「ポジショニング」に尽きるのかなって思います。ポジショニング=立ち位置の話=キャリアプランに戻った訳ですが、私なりに勝ち筋と思うのは・・

・・つづく


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