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私たちはなぜ、変化しないといけないのか?

私たちはなぜ変化しないといけないのか!?
現状維持をさせてもらえないのか?

この質問にズバッと一言で答えるのは難しいので3つの観点で考えていきます。

業界の垣根がなくなる

所属する業界で戦っている相手について考えてみます。いわゆる競合他社ってやつですね。

私の前職の保険会社であれば、相手は他の保険会社が競争相手でした。

トヨタであればホンダ、日産
JALであればANA
JRであればメトロや東武鉄道 etc.....

ポーターのファイブフォースの観点まで踏まえるなら、新規参入にも注意が必要ですね。

JustInCaseのわりかん保険等のp2p保険が新規参入による脅威のわかりやすい例でしょうか(既存大手損保視点)。

上記は当たり前の話で、本日noteに書き記したいのは異業種からの参入組による破壊的イノベーションです。

Justincaseもit駆使して、使いやすくて親しみのあるUIを武器に分かりにくい保険の敷居を下げる工夫をしています。

では、
GAFAがこれをやったら?

実際もうやり始めてるんですけど、本格的な保険参入(シェアイン)まではもう少しの猶予がありそうかなと。

何にせよ
Amazonは銀行やコンビニをやってますし
Googleは家電(モノづくり)始めてますし
FacebookはVRや暗号化ビジネスをやり
Appleはクレジットカードビジネスですか

上記は抜粋でそれぞれの企業が各ビジネスの競合他社にもなりますし、銀行、コンビニ、家電、VR、暗号化、クレジットカード業界は、これから国家を超える力を持ち得る巨大プラットフォーマーが戦う相手になり得る訳ですね。

保険についても何度か危機感についてnoteで取り上げてますが、ユーザーの趣味嗜好、年齢、年収、ネットワーク、最近買った1番高いもの、金融資産、家族構成まで知り得るプラットフォーマーが最適な保険をレコメンドしてきたら営業マン勝てますかね?

ディープラーニングにより導き出されるプロファイリングをもとに、おすすめ保険のリピートしていくビジネスモデル。

保険販売人の販売手数料をかけずに、ユーザーレビュー等の口コミで宣伝をしていき、コストカットも達成していけるような気もします。

、、、
という未来が近づいていたとして、変わる準備をしなくていいのでしょうか?

大企業は資本力があっても図体が大きいので機動性は劣るのではないでしょうか。

企業が変わりたい変わらなきゃともがく間にGAFAはマーケットインの準備を進めています。

公正取引や独占禁止のプラットフォーマー規制の観点から、杞憂に終わればいいですが、近い将来の環境変化に自分がどう対応するかは考えておいた方がいいように思います。

業態の再定義

再定義って言葉を耳にする機会も増えてきました、何となく新しいことをやってる感でるし耳障りがいいから?笑

つまりは、
自動車だけ売っててもダメで、自動車を手に入れることでどんな生活が送れるかのライフスタイルの提案をしなさい、とかいうやつです。

保険も万が一の不幸に備えるリスクの転嫁の提案という保険商品の説明だけではイマイチですね。

思い描く将来設計からリスク(良い面と悪い面の両側面がある)を洗い出して、リスクの回避や低減、受容に加えて転嫁(保険)提案をしていくというやっぱりライフスタイルの提案になろうかと思います。コンサルティング業に近いのかもしれません。

保険会社の勝ち筋は、過去の大量のデータを持っているということです。なので顧客にリスクベースで最適な提案を行える。

大規模な自然災害が発生したら、どの程度の被害となり、支払額はどの程度となるのか、それを見越してお客様から頂戴するお金(保険料)はいくらが最適か?

データを持っている企業は強いです。

まぁ、前述のプラットフォーマー規制の障壁が仮に乗り越えられてしまうと、GAFAが日本の損害保険会社を買収したら長年保険会社が集めてきたデータ(競争優位性)は一瞬でGAFAの手に渡りますが。

私も今はイチ消費者(保険契約者)ですので、
GAFAが参入しない現状維持がいいのか、
それとも、
GAFAが参入してきて保険料が安くなり保険加入も容易になったけど、望まない保険に自分の金融リテラシーが低いために入ってしまい万が一の時に保険金が支払われないこともあり得る自己責任の世の中がいいのか、
どっちがいいかなと考えたりもします。

なんとも言えないですね。どう思います?

自分がどう変わるか?

業界、業態の話をしてきたんですが、自分は結局どうすればいいの?という疑問に行き着きます。

最終的には自分がどうしたいか
の自己責任、自己判断になるかと思います。

血のにじむような努力をして自己研鑽、自分の市場価値を高めて、どのような環境変化でも勝てる人材になる。

何となく生きていって、いい世の中に変わるのを祈る。

わからない(思考停止)。

色々とあろうと思います。
迷うところではないかとも思います。

ひとつの解決策としては選択肢を増やす為にも、自分が知っていることを増やす、これがオススメです。

よく、すぐ動け、ってアドバイスを見かけますが、何も知識がない人が動くのは正直ハードルが高いです(個人の意見です)。

動けってどこに?何を?何で?
ってはてなだらけになりそうです。

なので、
得たい知識をもらうために、
知ってそうな人に聞く、
本を読む
が遠回りに見えて、道を踏み外さずに人生を進める最適最短ルートなのではないかと思います。

どんな本を読んだらいいのだろう?という人は、30代、転職経験あり、MBAホルダーのごく一般的なサラリーマン(公務員)の私のTwitterをフォロー頂くと読破本のツイートを定期的にしているのでオススメです(宣伝)。

資格試験も定期的に受けてるので、自己研鑽ってどうしたら?って人にも参考になるかもしれません。

終わりに

変化を前向きに捉えるか、後ろ向きに捉えるかで人生変わります。

私は前向きに捉えてます。

未来は明るい。

明るくするのは自分です。

最後まで読んでいただき有難うございます!

それでは、また。