見出し画像

IoTハンズオンセミナー 受講しました

インターンの平野です。

3月24日にMicrosoft Base SendaiでIoTハンズオンセミナーが開催されました。急遽参加させていただく機会に恵まれたので(ありがたや)、少し遅くなってしまいましたがそのことについて書いていこうと思います!

今回の講師はDX NEXT TOHOKU 人材開発委員会委員長 兼 IoT.Run取締役の櫻井洋美様です。全国津々浦々でセミナー開催をしており、IoTの普及に向けて精力的に活動なさっています。
今回は3時間程でしたが、数日使って行われるケースもあるそうです。


IoTとは?

IoTとはInternet of Thingsの略で「モノのインターネット」と呼ばれていて

モノのインターネットへの接続
 ↓
情報交換
 ↓
相互に制御

という仕組みになっています。
情報のやりとりにはモノにセンサーや制御装置が必要です。


IoTでできること

・離れたモノの状態を知る
・離れたモノを操作する
・見えなかったものを見えるようにする

エアコンや照明などその場にいなくても離れたところから操作できるのでとても便利。実際の利用例では工場に導入して、機械の稼働状況をモニターしているそうです。他にもベッドやトイレにセンサーを入れて高齢者の見守りなんかにも使われているとか。様々な使い方が考えられそうですね。


実際にIoTを体験!

便利なIoTですがハードウェアとソフトウェア双方の技術が必要であるため導入のハードルが高かったのだとか…
その問題を解決し、IoTを手軽にできるようにしてくれるのがTibbo-Piです。

緑の基盤のRasberry Piと各種センサーの役割を果たすTibboというブロックから構成されています。

デバイスの制御にはビジュアルプログラミングのNode-Redを使います。
操作はコマンドが書かれた"ノード"を並べてつなぐだけ。とても簡単!

画面上のコマンドが書かれたボックスがノード


最初は照度センサーです。

セミナーの前半で撮り忘れたため写真を拝借しました。

基盤にブロックをセットしてNode-Redをいじるだけなのですぐにできます。
3つのあるオレンジのブロックのうち、左にあるのが照度センサーです。このセンサーから得た情報を数値化したものをPCで表示しています。
こんな簡単に照度センサーが作れるなんてビックリ!


次に、この照度センサーを応用!?

手をかざして照度が下がっているのでLEDが点灯します
手をかざさないと照度が上がるのでLEDは消えます

照度センサーが100を下回るとLEDが光るようようにプログラム。
これもNode-Redでノードを少し加えるだけでできました。
IoTができて、さらに簡単に拡張もできるとなると、巷で売られている照度センサーは大赤字になりそうです笑

他にも白銀温度計をセットしてみたりクラウドに接続してみたりもしました!

手前のオレンジのブロックが白銀温度計、メーターや折れ線グラフなど表示方法を選べます
クラウドに接続してデータを記録することもできます

動画だとこんな感じ↓


まとめ

IoTというワードは知っていましたが、実際にどういうものかセミナーでより具体的なイメージが持てました。初心者でも操作できるTibbo-Pi凄い…!

前術した通りIoTはハードウェア、ソフトウェアの両方が必要で、導入には高いハードルがありました。しかしTibbo-Piのようなツールのおかげでハードルは下がり、今後ますます普及していくことでしょう。
(実際に市場規模も拡大しています)

これはインターンで使用しているAMATERAS RAYRPAにも言えることですが、ツールの発達により高度な専門知識がないと使えなかった技術が一般人にも手が届くようになっています。講師の斎藤様も仰っていたことですが、これからはどうのように「使う」かがより重要に感じました。

どんな方法でIoTを使うか?
人の手を省いたり、蓄積されたデータから何か見つけたりとか?
様々な方法が考えられ、IoTの可能性を感じさせてくれます。

ご精読いただきありがとうございました。m(_ _ )m