見出し画像

松山本屋案内 4

トマト書房

伊予鉄市内電車と郊外電車の接続駅、というと松山市、大手町とあるのですが、今回は古町です。大手町も市内電車が郊外電車の線路と交差しますが、ここ古町も交差します。その古町で下車して少し歩くとトマト書房があります。

画像1
トマト書房 外観


棚のジャンルは文学・哲学やカルチャーなどがメイン。松山という土地柄なのか俳句、短歌に関連した本が結構目立っていた印象です。他にもレコードも販売しているようです。伺った時は店のスピーカから心地よいジャズが流れていて、本を探すBGMとなっていました。危うく音楽に乗ってしまってかなり本を買いそうになってしまいましたが、スーツケース(キャスター1つ破損)の容量と相談。今回は1冊だけの購入です。この店はどうやら2015年オープン。今の店主はトマト書房の前に新刊書店にいたらしいです。

買うタイミングで軽く店主から話を伺う。どうやら松山ブックマルシェという一箱古本市もあるようだ、という話を聞きました。結構愛媛の古本屋が揃うようなので、一度目当てに行ってみたいものです。そのタイミングで発行している小冊子もなかなかおもしろそうですし。レジ近くには看板犬が。人懐っこい性格なのか、自分の足に鼻をくっつけてきてました。いやぁ、かわいいのですが、あまり触れないのです、動物を触った手で目をこすると目が真っ赤に充血し、ペットの毛を鼻から吸うと鼻水が止まらなくなる体質なので...

今回買った本

今回買った本は『活字文化の誕生』(晶文社)です。本屋だけでなく活字文化全般も押さえておくべきだと思い、購入です。わりと古書価高めな本らしいので、今回結構お得に確保できたので非常によいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?