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2020年1月 長崎本屋巡り 7

7軒目(?)へ

童話館を後にし、グラバー園を見学(JAFカード割でお得に入場できましたがグラバー邸は改修中。貴重な光景を見れました)した後、眼鏡橋へ。結局の所、最終日は昼食を食べ損ねました。今回の遠征で初めての食事抜きです。朝食を普段の2.5倍くらい食べてたので、まあなんとか大丈夫...

今回最後の本屋はひとやすみ書店。最後と言いながら実は一番最初に訪れていました。

店の前、Twitterに上がっているあの看板を

実は長崎本屋巡り、ここが大本命でした。一昨年出した同人誌『本屋の本の本(壱)』を置いて頂いてたので、お礼参りも兼ねて。。。

小さいながらも、棚の本はしっかり選ばれている印象でした。というよりも、「このスペースなら本を選ばざるを得ない」という話になりまして...広ければ膨大な数の本は置けますが、狭いと選ぶ作業がどうしても必要です。間借りの棚でもわりとこれはあるあるな感じです。選ぶにも膨大な読書をしなければなりませんが、果たして時間に追われっぱなしの自分にできるのか(最近まともに確保できている読書時間は移動中の機内くらいです...)。ちょうど自分が行く数日前に、大分のカモシカ書店の方が来ていたそうで。。。福岡・長崎・熊本・大分の本屋は結構交流があるものの、宮崎や鹿児島の本屋はなかなか出てこないという話も伺う事ができました。ちょうど2月にまた九州に行くので、そこの本屋情報が何か見つかるかと思いましたが、やはり自分の足で稼ぐべきですね...

話は変わりますが、店主と「夏葉社はすごくいい本を出している」という話でかなり盛り上がりました。『昔日の客』、よく復刊したよなぁと…三茶書房版の古書価かなりしますからね…また、とあるコンテンツのARにかなり興味を持っていただけたのも、個人的には話しかけてよかったと思える方でした。

ここはカフェスペースもあり、ゆっくりお茶もできるようでしたが、今回は時間がなく本を買って話をして退散。とても丁寧に対応いただきました。ありがとうございました。

また長崎に来たらゆっくりしたいものです。

今回買った本

今回買ったのは『変半身』(筑摩書房)、『生命式』(河出書房新社)、『非戦へ 物語平和論』(編集室水平線)の3冊。好きな作家である村田沙耶香(ただし『コンビニ人間』は読んだことがなく、最初に読んだのは『消滅世界』です)と長崎の版元、編集室水平線から出ている批評を選んでみました。『非戦へ 物語平和論』は初日に行った時には見逃していましたが、日を変えて行って見つけました。同じところに2度行っても新しく本を見つけられるのはやはりいいものです。

おわりに

ということでこれで長崎編は終わりです。これを書ききった次の日から土日でまた本屋を見に行ってきます。今回行けなかった本屋が2軒ありましたので、それは次回に。あと、時津の方にも本屋があるので、それも今度の課題にしましょう。 なんだかんだでまだ10軒近く本屋があるので、なんとか回りきりたいものですが、果たして再訪はいつになるやら...

あと、書誌学と図書館学について、色々なことの合間を縫って勉強を始めようと思います。ということで入門書探しからしなければ...

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