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7冊目 ロンドン・アイの謎

 

挨拶

 皆さんこんにちは。maziceroです。週末の台風が明け、だんだんと涼しくなってきましたね。気象学的に、台風と気温の間には何か関係があるのでしょうか?

 そんなことはさておき、今回はシヴォーン・ダウドさんの「ロンドン・アイの謎」(越前敏弥さん訳出)を紹介したと思います。しかし、今回はおすすめポイントを言語化できなかったので、あまりまとまりがありませんが、読んでいただけると嬉しいです。

つかみどころもない紹介文

 さて、早速ですが、この作品はある程度ミステリー作品が好きで、文章を丁寧に追っていき、自らも謎を解いてみたいと思うような方にお勧めです。

 逆に言えば、丁寧に文章を追っていこうと思わない人にとっては少しつまらなく思えるかもしれません。というのも、なぞとは別に、随所に出てくる言葉の説明、気象用語の羅列が鬱陶しく思えるなと感じてしまったからです。

 で、ここまで聞くと、つまらない作品かなと思うかもしれませんが、その言葉の説明や気性用語の羅列こそ、主人公である「テッド」という少年を形作っています。そして、それを読んでいくと、「早く物語が進展してほしい」という思いが強くなり、結果的に、焦りや臨場感が生まれたように感じました。(僕だけかもしれませんが。そして、作者が望んでいたことではないと思いますが…。)

 ということで、できたら読み飛ばさずに読んでほしいと思います。

 さて、次に、ということで(?)、ミステリー小説といえばの話をしていきます。

 それは、ミステリーの謎の難易度です。個人的には、途中までは推理できたのですが、まさかあそこまでは考え付きませんでした。確かに、全部書かれているので、推理できなくはないなと思いました。でも、やっぱりあそこまでの推理をするには、かなりの推理力がなければならないなと思いました。つまり、アレです。良い所までは行けますが、そこから先は個々の力量次第かなと思います。

終わりに

 ということで、今回は雑に、というか、あまり深くない文章になってしまいましたが、今回はこれで終わりにしたいと思います。
 私事ですが、ただいまTOEICとポルトガル語、スペイン語の勉強を同時に進めるという状況で(夏休みがあと二週間あるので。)、もしかしたら更新が滞るかもしれません。とりあえず、次はあの人のデビュー作について書いてみようかなと思います。
 それでは次の記事でお会いしましょう! ではでは~。


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