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個別支援計画の丁寧な作成は、保険になる。

個別支援計画とは、法人事業所が利用者様と相談の上、支援内容を具体的に定め、利用契約においてその内容を約束するものです。この支援計画は、利用者様の個々のニーズに合わせたサポートを提供するためのものであり、法人事業所が提供する支援メニューの一部となっています。利用者様との相談を重ね、適切な支援内容を定めることで、より効果的な支援が行われることが期待されています。

個別支援計画を適当に作成していませんか。

利用契約書:法人事業所はご利用者様にサービスを提供します。約束します。 → 契約を結びました。
サービスを提供しない場合には、損害賠償をしますと約束していますよね。
利用契約書は個別に内容を定めていません。
個別に定めているのは個別支援計画です。

個別支援計画に書かれていない支援によって、ご利用者様になんらかの損害が生じた場合、誰の責任になりますか?

ご利用者様がメンタル不安があり、不穏な様子で、事業所から飛び出そうとしました。法人事業所はどのように対応しますか?
その内容はどこに、どちらにルールが定めてありますか?
身体拘束廃止に向けた委員会において、マニュアルがありますか?あるとして、その内容をご利用者様に同意を得ていますか?

万が一、ご利用者様の同意がない支援を提供して、ご利用者様がケガ、ご利用者様に反撃を受けて職員がケガした場合、誰の責任になりますか?

個別支援計画に丁寧に内容を記載し、ご本人に同意を得ているものとそうでないもの。どちらが、法人事業所と職員を守ることになりますか?



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