日記 チャンスの神様
夜にお風呂から上がってリビングを覗くと、6歳次女が本を開いてモス(猫)に見せながらなにやら話していた。
何をやってるんだろうと思いそーっと近づいて様子を伺ってみる。すると次女は動物図鑑のライオンの写真が大きく載っているページを見せて「モスもこのくらいかっこよくなりたい?男の子だからねー」とか話していて、モスは嫌がりもせずにじーっとそのライオンを見ていたのだった。か、かわいい!かわいいがすぎる。
本当はこういう尊い瞬間を動画に撮って保存しておけたら最高なのだけど、チャンスの神様には前髪しかない。私はその時びしょびしょの全裸で、スマホを手に取る頃にはもうモスがどこかに行ってしまっていた。仕方ないので日記に書いておくことにしたい。
やがてこどもたちも寝て、私はソファに横になろうとした。しかしソファには先にモスが寝ていた。
そこで、私はモスを両足でそっと挟むように寝てみた。嫌がるかなと思ったら意外とそのまま落ち着いてくれて、モスは私の足を枕にしてそのまま眠りこけたのだった。か、かわいい!
めちゃくちゃ尊い瞬間だし、しかも今回私の手元にはスマホがあった。チャンスの神様がこちらにほほえみウインクしている。ありがとうございますありがとうございます。しかし、私は写真を撮るのをやめてしまった。なぜかって?
私のすね毛が絵的に汚すぎたからだよ。
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