パリに来た理由
こんにちは!おはようございます!こんばんは!
パリでハンドメイド・ブランドを運営しているMAZです。
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突然ですが、私は【本気の仕事】が好きだ。
とういうか、【本気の仕事】が嫌いな人はあんまりいないんじゃないかと思う。
わかりやすい例で言えば、美術館や博物館に陳列されている作品達。
色々なものがあるし、自分の主観も入ってくるから様々だけれど、
「あ。これ本気でやってんな。熱い。綺麗。素敵すぎる。」
とこっちまで胸が熱くなるものがある。
あくまで主観というところが申し訳ないけれど、
本気でやっている仕事にはついて行きたくなる。
そうでなければ、バカにされているのだろうか。
と思ってしまうようなこともある。
前までこの感情は自分の中でそんなに強くなかったと思う。
じゃあどうしてこんな気持ちが生まれてきたのか。
多分それは、バングラデシュに行ったことがやっぱり大きいと思う。
たった2年だったけれど、あそこで生きてると
【本気の仕事】にたくさん出会った。
しかも、その背景には生死がうっすら滲んでいることもあった。
バケツみたいなご飯をお弁当に抱えて、汗をだらだら流しながら漕ぎ続けるリキシャ引き(日本で言うところの人力車引き)のお兄ちゃん、そしておじいちゃん(結構なお年の方もリキシャ引きを全力でされていた)。
高級テーラーではないけれど、体を採寸しただけで、型紙なんて作らずにただただ楽しそうにどんどん布に裁断の線を書き込んでいく気の良いテーラーのおじちゃん(ミシンを触らせてもらったり、個人的にすごくお世話になったので、また会いたい)。
車に乗っているとガンガンと窓を叩いてシールを売ってくる子供達(この子供達に関しては、本気+不安や恐怖が入り混じっていて心配になった。けれど自分ができることはシールを買うことくらいだった。)。
かと、思えば、大人が車の窓をガンガン叩いて売ってくることもあって、その場合、質の高い木製の玩具なんかもあって。売ってくる時の(良いもん作ってるやろう的な)ドヤ顔がなんとも素敵だった。
現地の人たちだけでなくて、あそこで働く外国人達も本気の人たちが多かった。自分を犠牲にしても誰かのために本気で懸命に働いている人がとっても多かった。評判を得るためのポーズや慈善と言われるものじゃなく、ただ掛け値無しの本気。だから、熱いお話を聞くたびに胸が熱くなったし、一緒にその場にいれて、仕事ができて楽しいと思った。と同時に、自分自身の本気の足りなさに嫌気がさしてしまうこともあった。
だから、パリにきた。
私も【本気の仕事】をして、あの人達と肩を並べて笑いたい。
そして、やっぱり私は今後もバングラやアフリカ等の途上国に関わる仕事をして行きたい。
そのためには、まず自分が一番真剣に打ち込めるだろう【本気の仕事】を学ぶ必要があると思ったから、この夏からパリの服飾の学校に通うし、アフリカ圏に行きたいから、フランス語も学んでいる。
自分でも無鉄砲だと思う。けれど人生は短いし。迷う暇はなかった。
私の夢は世界の【本気の仕事】を作り手と一緒にシェアすること。
作り手のストーリー込みで一生物の物作りをしたい。
今、パリでできること。もっとあるはず。
正直、パリは学費と生活費が高すぎて、今は焦ってもがいている状況だけれど、続けていれば、伝わると思って今日も大切にしていこうと思う。
それに、今の私の焦っているもがいているなんてまだまだ。できること。本当にもっともっとあると思う。
今まで積み上げてきたものを思い出してパワーにして、進んでいきたい。
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良かったら覗いてもらえるととっても喜びます♡
宜しくお願いします!
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それではまた!素敵な1日をお過ごしください。
若しくは、1日お疲れ様です!今日も頑張りましたよ!ご自身をいたわってゆっくり休んでくださいね!
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