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フランス語の【慈善家】の表現

こんにちは、現在、フランス・パリに在住しているMazです。

学んでいるフランス語をnoteで紹介させて頂いております。

学習に入る前にちょっと小話。

今日はちょっといつもと趣向の異なる慈善家の表現について学習します。

慈善家と言えば、現代であれば、ビル・ゲイツなどが有名でしょうか。

一方で、私は、パリに来て、ビル・ゲイツのような資産家やマザー・テレサのようなすごい人でなくとも、一般人でも他人を思いやって行動できるポイントはいくつもあることに気づかされました。

例えば、パリを歩いていると、道で暮らしているホームレスの方々に物資を配る10代くらいの子達を見かけます。歯ブラシやバナナなど、直近で必要そうな物を当然のことのように各々に配って歩く姿を初めて見たときには感動すら覚えました。

また、パリには、結構物乞いの方々も多くいるのですが、ポケットに入った小銭をなんでもないような感じで、パッと渡す人たちをよく見ます。私もちょっとドキドキしながらやってみたことが何回かあるのですが、渡して、メルシーと言われた後、こっちの心まで暖かくなっていることに気づいて、自分に少し余裕があるときは、少しお手伝いしようと思っています。

一方で、以前勤務した途上国では、物乞いの方々のバックには、それで得たお金を巻き上げる悪いボスが後ろにいるから、お金をあげてはいけない、また、一人にあげるとキリがないと言われていました。

ただ、私個人の意見としては、悪いボスがバックにいることを調べるすべはないし、一人にあげるとキリがなくとも、その日限りの暮らしを助ける糧になるならば、自分にも余裕があるときにお金をシェアするかどうかはシェアする本人の意思で決めていいんじゃないかなと思っています。

あなたはどんなフランスに興味がありますか。

それでは学習に進みましょう。

フランス語の【慈善】の表現

慈善活動:La philanthropie 

※同義語: bonté(善意), bienfaisance(慈善), générosité(寛大) , charité(思いやり)

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心配する:Se soucier  = Porter intérêt à quelqu'un, quelque chose, y faire attention, en faire cas, s’inquiéter (何かに関心を持ち、それに注意を向け、それを世話し、気を配ること)

例1:  Vous semblez vous soucier de l'heure. :あなたは時間を気にかけている

例2:Elle ne se soucie guère de son avenir.:彼女は彼女の将来をほとんど気にかけていない。

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促進:Promouvoir  ※同義語 : élever(上げる), nommer(任命する) , encourager (奨励する)

例1 : Promouvoir les activités artistiques.:芸術活動を促進する。

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Qu'est-ce qu'un philanthrope ?:慈善家とは何か。

 Un philanthrope est une personne qui aide les autres volontairement. Le philanthrope se soucie des autres personnes.:慈善家とは他者を自発的に助ける人です。慈善家は他者を気遣います。

 Un philanthrope donne de son temps, de ses biens ou de son talent aux autres personnes.:慈善家は自分の時間、財産、才能を他者に与えます。


慈善と聞くと色々考えさせられてしまいますが、シンプルに自分のしたいことをする、最初の一歩はそれで良いと個人的には思っています。

素敵な1日をお過ごしください。

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