躁うつ私の場合#15 〜躁状態の記録〜
約2年前に双極性障害と診断されて以来、症状が出る時はほとんどが鬱症状でした。
診断される以前は、躁になるとしても軽躁だったため、診断後は薬で抑えられているのかなと考えていました。
そんな私でしたが、今回久しぶりに躁状態を自覚しました。
躁になることは珍しいので記録しておこうと思います。
(今回内容が長いです。それにいい文章も書けなくて不甲斐ない思いでいっぱいですが公開します。)
①躁転の前は必ず鬱状態が長く続いている
これは診断前も何回も経験していたことですが、躁転する前は必ず鬱状態が続いています。
私にとっての鬱状態は、過食から始まり、そして段々と精神面の落ち込みが強くなって行きます。
今回は、仕事への不安が強くなっていき、やる気やモチベーションが低下していきました。仕事中は何か常に食べていないと耐えられなくなっていました。
仕事のパフォーマンスは低下し、それを自覚するとさらに落ち込んでいきました。
次第に仕事がない休日も外へ出られなくなり、身体を動かすことが皆無になっていきました。
過食から始まった不調は3ヶ月間続きました。
②躁転のきっかけ
躁転のきっかけはわかりませんが、躁転した瞬間を記録しておきます。
身体の不調や仕事への影響を上司に相談した結果、3ヶ月間休職することになりました。
休職することが決まると、肩の荷がおりたようなほっとした気持ちになりました。
一旦休んでそれからまたどう活動していくか考えればいい、と考えられるようになっていました。
休職が決まった日の次の日は友達とミュージカルを見にいく予定の日でした。
鬱がひどくなる前に予約していたものでした。
GWの予定を全てキャンセルしていたりなど、重い鬱状態が続いていたので、出かけることを考えると憂鬱でした。
でも今回の予定はGWの時の予定(友達の結婚式と関西旅行)よりも軽いし、何よりチケット代14000円がもったいないので行くことは決めていました。
当日は雨で多少憂鬱に感じましたが、淡々と出かける準備ができました。
そして待ち合わせ場所に行き、友達と合流してからはとても楽しい時間を過ごすことができました。
ミュージカルはもちろん、会話や夕ご飯に食べた火鍋も全てが完璧に感じられ、久しぶりに楽しいという感覚に嬉しくなりました。
帰宅後も疲労感などなく、母親に話を聞いてもらいたくなりました。
そしてその夜は睡眠導入剤無しには眠れませんでした。
③躁になると運動したくなる
これも私の躁状態の特徴です。
前述したように、鬱状態のときは過食+運動不足で見た目にわかるほど太ります。
それを取り戻すためなのか、実はもともと運動が好きなのかはわかりませんが、運動計画を立てます。
朝のウォーキングから始めようとか、昔やっていたYou Tubeのエクササイズ動画で家で運動しようとか、色々考えます。
そして躁状態の私は実際に実行に移すことができます。
躁転した次の日は、外へ出て運動することを心に決めていました。
3キロ先のショッピングモールまで歩いていき、カフェでnoteを書き、買い物をしてまた3キロの道を歩いて帰りました。
④躁転の対処法
躁転した2日後は診察の日でした。
土日の出来事(ミュージカルとショッピングモール)とその高揚感を先生に話すと、躁転しているという結果にすぐに辿り着きました。
追加の薬が出たので聞いてみると、
躁転したらすぐに対処したほうがいい、とのことでした。
その薬を飲み始めて次の日から、日中眠気に襲われて昼寝をしています。夜も睡眠導入剤なしで眠れています。
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