求人からわかる二極化。あなたはどっち??
社労士としての仕事で、求人を見ることが増えました。
ハロワ(こう略すのも違和感、笑)、新聞チラシ、フリーペーパーの求人欄や、
思い立ったキーワードをネットで求人検索してみたりもする。
もともと求人を見るのは好きで、
新しいショップオープンや業界状況、給与がどれくらいか、どんな条件で働いてるか、
ひとつの求人でもいろんなことがわかるし、
今の自分はどれくらいの価値があるか、どんな仕事につけるかをはかるツールとしても使えます。
お金を取るか、時間を取るか??そうなのか???
今、求人を見たり、企業さまから求める人材をお聞きするたびによく思うのは、
コツコツ単純作業したい人か専門分野のスキルを持っているかの二極が多いということ。
コツコツ単純作業というのは、企業にとっても働き手にとっても、ある意味融通が効きます。
融通が効くというのは、子育て世代にとって最重要ポイントになり得ます。
たとえ最低賃金でも、融通が効くことを取るスペシャリストもいるくらいです。
実際、前々職で税理士事務所にいたのですが、税理士資格を持ってるのにいちパートの方もいて
パートなのに決算全部できるようなスーパーパートだらけでびっくりしたんですよね。
スペシャリストの看板を持つことより、融通がきくことを求める人もいることを知り、
お金、時間、どっちを取るか、
私はどっちもがいい!と常々思います。
〝人生100年時代〟という言葉が浸透してきてる。
「若い」という言葉が与える印象も変わってきています。
若い人がいいと言われたら、20代のみかと思いきや、50代もOKだったりするんですよー
もちろん、50代にプラスいろんな条件がつくことも往々にあります。
至るところで人生100年時代という言葉を目にするようになって、
「若い」の定義が変わってきてるんじゃないかと感じます。
定年退職する人も少ないですよね。
7割くらいの人が再雇用されるのかなと思ってデータを探してみたら、
なんと、9割近くの人が継続雇用というデータがありました。
厚労省:令和元年「高年齢者の雇用状況」の集計結果について
60代も十分戦力であり、70代80代でも雇用されている方も多くなりましたね。
育休中に、これからの働き方をじっくり見直す必要性。
扶養という概念も、今の時代にはそぐわないなといつも感じます。
税金はまだしも、社保は扶養1人につきいくらか負担するべきなんじゃないかと思ってます。
子育てで一旦仕事を辞めたり、少なくする方もまだまだ多いでしょ。
扶養内という一見甘い箱の中にいると、
自分が本当に求める生き方、働き方を実行するハードルがあがるんですよね。
今、子育てで外で働いていない人は、じっくり自分の今後を考えるチャンスです。
これまでの経験やスキル、できることとやりたい事の棚卸しをして、
子育てと両立させやすいコツコツ融通がきく仕事をするか、
専門性のあるようなピンポイントで求められる仕事をするか、
まずはどちらが自分の理想かを考える。
いやいや、どちらも!
いやいやいやいやもう働かない方向で!
そんな自分会議をしてみましょう。
私はけっこう好きです。
なぜ育休中の見直しがおすすめなのか。
育休中は自分の価値観がガラッと変わることが多いです。
赤ちゃんが生まれて、以前の自分だったら思わないようなことを思うようになります。
まさに、考え方が180度変わることもおおいにあるんです。
それに、全く仕事についていない状態より、
帰る場所がある育休中は、ゼロから職を探すより精神が安定してます。
育児で疲れてることも、もちろんあるけれど、
未来を想像するワクワクは
案外、疲労を吹き飛ばすこともあるんですよね。
方向性を決めたらその働き方につながる階段を作り、登る、積み重ねる。
登っているうちに違う階段にかわることもあるけれど、積み重ねは無駄にはならないです。
どうなってたいかなーって、
時系列と可能性の両方を深掘りする。
やりたいことリストとかマインドマップとか、
まずは選択肢をたくさん出して、自分との対話をしていく。
こんまりさんじゃないけど、ときめく方を選ぶもよし、やさしい方を選ぶもよし。
迷ったら険しい方をゆけというハードボイルドもよし!私やるかもー笑
最終的に何を大事にしたいか、3つくらい決めておきます。
なかなか進まないなら、
一緒に伴走してくれる人を探すのもいいですね!
ずっと好きなことを楽しむために、
育休ママが出来ることをこれからも発信していきますね♪
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