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高齢女性の骨折は人ごとではない!妊娠中・産後から気をつけたいこと。

クレイとアロマの専門家、
自然療法講師/育休コンサルタントのまゆこです。

先日、久しぶりに裏技英語のポッドキャストを聞いていたのですが、

こちらの番組です↓

ランニングやウォーキングの時に聴いていて、英語系では1番聴いてるポッドキャストです!

BJ Foxさんのおかあさまがイギリスから日本に来られている時に、転んで股関節を骨折して大変だったという話をされていました。

高齢女性の骨折の話は、私の母も足の指とか骨折していたし、

知り合いのお母さんが骨折したという話も、ひとつやふたつではなく毎年のように聞いている気がします。

女性の骨が弱くなりやすい理由

女性が骨粗鬆症など、骨が弱くなりやすい理由は何があるでしょうか。

主なものを3つあげてみました。

①もともと骨格が小さく筋肉も少ない。

②妊娠中や産後の授乳等でカルシウムが大量に必要となる時期がある。

③エストロゲンの分泌が骨の強度に影響し、閉経期には急激に骨が弱くなる。

①②は結構知られているように思いますが、
③について、認識できている人は少ないのではないでしょうか?

どの理由もさぼってるから作られるものではなく、普通に生活しているだけで起こり得ます。

どうしようもないやん!と嘆く前に、原因を知ることで取り組むことができる予防法を考えてみましょう。

①もともと骨格が小さく筋肉も少ない。

男性はテストステロンの影響で筋肉がつきやすいのもありますが、
女性はエストロゲンの影響で脂肪を蓄積する働きがあります。

ただ、エストロゲンは脂肪を蓄積する一方で、脂肪の代謝を調整する役割も併せ持ち、閉経後に脂質異常を発症する人も少なくないそうです。

筋肉が少ないと言うことは、骨や内臓を支えるものが少ないと言うことでもあります。

もちろん、転倒のリスクも高くなります。

どの年代でも筋力をつけることは大事ですが、閉経前後の女性は特に気をつけたいですね。

②妊娠中や産後の授乳等でカルシウムが大量に必要となる時期がある。

妊娠中はお腹の赤ちゃんへ、産後の授乳中は母乳の生成のため、
大量の栄養が必要で特にカルシウムが必要だそうです。

妊娠中、産後は特に過度にカルシウムが不足しないように意識してカルシウムを取り、カルシウムの吸収を促進するビタミンDも積極的に取るといいです。

カルシウムは、乳製品、小魚類、豆や野菜、海藻などに含まれますね!

私の中で小松菜とモロヘイヤがカルシウムお助け野菜としてよく使います。

モロヘイヤは栽培も容易で虫も付きにくく家庭菜園にもおすすめです。(ただ、種子や茎に毒があると言われているので葉以外は食べないように)

ビタミンDが多く含まれる食品としては、魚、肉、卵、乳、キノコ類があげられます。

また、ビタミンDは日光浴でも作られるので、朝のまだそれほど暑くない時に日光浴を習慣にするといいですね。

③エストロゲンの分泌が骨の強度に影響し、閉経期には急激に骨が弱くなる。

エストロゲンは、排卵前にかけて分泌が多くなる女性ホルモンで、女性らしく丸みを帯びた体を作り、髪や皮膚の美しさにも影響するとされていますが、

エストロゲンが骨の代謝を調節していることは、案外それほど知られていないのではないかと思います。

エストロゲンは、破骨細胞(古い骨を吸収する細胞)と骨芽細胞(新しい骨を作る細胞)の両方に作用しています。閉経にともなうエストロゲン欠乏により、破骨細胞による骨吸収が亢進して、骨量が減少すると考えられています。
一般社団法人 日本内分泌学会HP

閉経後に骨量が減少することもそうですが、月経トラブルのある方にもエストロゲンの分泌に問題がある可能性があるとも言えます。

月経周期や基礎体温などを意識して、乱れを感じたり自覚症状がある場合は特に受診や生活習慣を見直すと良いのではないでしょうか。

適度な運動により、骨を刺激することでも骨の形成を促進すると言われています。

骨を強くするために取り入れたいこと

女性が高齢になるにつれ、骨折などの骨のトラブルになるのを防ぐため取り入れたいことをまとめてみました。

●十分な栄養を摂取する。(特に妊娠中と授乳期)
●適度な日光浴を行う。
●適度な運動により骨を刺激し、筋力をつける。
●月経、基礎体温や体重など自分を示す情報による生活習慣の見直し。

当たり前と言えば当たり前のことばかりですが、
きちんとできているかと言えばできていないことばかり。

落ち込まなくていいです。そんなもんですよー

だから、
情報が目に入った時、
体調不良を感じた時、
生理が来た時、
体重の増減が大きくなった時、
満月を見た時などなど、

思い出したら意識して取り組む。そして見直す。

その繰り返しでいいのだと思います。
ずっと100点じゃなくても、いい時とあんまりな時と平均70点でいい。
諦めないで自分の体に向き合っていきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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