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東京寫眞帖 : 目黒不動・後編
1月も末の28日、お不動さまの縁日の目黒不動にやってきた話の続きです。
前編はこちら。よろしければどうぞ。
(平塚橋から目黒不動までの道中の記事です)
仁王門
仁王門の前にも屋台が並んでいました。
思わず右に左にきょろきょろしてしまいます。
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2階の部分に「韋駄天」と書かれた額がありました。
韋駄天が祀られているのでしょうか。
仁王門で一礼。
見渡した境内にはたくさんの屋台が立ち並んでいました。想像していたよりもずっと多くて、楽しい気分が盛り上がります。
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大本堂
目黒不動の大本堂は、山門正面の小高い岡の上にあります。
が、しかし。階段には参詣者の行列が。
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初詣の時期を過ぎているので、空いているとばかり思っていました。
3年前に来たときはがらーんとしていて、そのイメージでいたせいもあるのですが、いつものことながら、読みが甘いです(苦笑)
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ところで、先ほどの行列の写真で、階段の上に鳥居があることに気づかれましたでしょうか。
ここはお寺なのになぜか鳥居があるのです。
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独特の形をした山王鳥居。
目黒不動は天台宗のお寺なので、天台宗の守護神である日吉神社と同じ山王鳥居があるのだそうです。
神仏習合時代の名残というか、日本の面白い部分ですよね。
行列は予想外でしたが、そのおかげで鬼瓦をゆっくり鑑賞できました。
鬼瓦は建物の横側に付いているものと思っていましたが、こうして正面を向いていることもあるのですね。
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一粒で2度美味しい。
(意味が違うけど、そんな気分)
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大本堂裏の仏像ワールド
大本堂の真裏には大日如来の坐像があります。
江戸時代はお堂だったそうですが、今は小さな屋根がかけてあるだけの半露天です。
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写りが暗くなってしまいました。
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晴れていると光背の輝きが違う。
28日は縁日の特別開帳ということで、この大日如来像とちょうど向き合う位置にある、大本堂の裏の小間の扉が開かれていました。
そこにいたのは「一字金輪曼荼羅 金剛界大日如来」という仏様でした。
金色の獅子が支える、白い蓮の台座に座っています。とてもきれいなお姿でした。
もし28日に行かれる方はぜひご覧になってください。
さて、如来像の周りには、大日如来を守るように外側を向いて、四天王が立っています。
仏様というよりは武人にしか見えない四天王。武将好きなので、テンションが上がります。
と言いつつ、名前と守っている方角と目印となる持ち物を間違えずに言えるのは毘沙門天くらいなのですが。
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左手の長い竿はなんでしょうね?
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四天王のときは多聞天、ひとりのときは毘沙門天と、
なぜか名前が変わります。
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ポセイドンの矛みたい。
てか、戟と矛の違いがわからない(苦笑)
四天王を堪能したあとは、今日の目的のひとつ・節分の福豆を買い、境内をぶらぶらしました。
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女坂の途中で
大本堂のある岡の上からは女坂を通って降りてくると、途中の壁際になにかいるのが見えました。
近づいてみると…
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口から水が流れ出ています。
これ、鯱鉾の仲間ですよね?
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知らなかった。両生類?
水かけ不動
さて、男坂のすぐ左手は「独鈷の滝」という泉で、水かけ不動があります。
ここも行列でしたが、せっかく来たのでもちろん並びます。
こういう時なんとなく悩むのが、水って何杯かけるものなんだろう、ということ。
前の人の様子を伺いつつ並んでいたのですが、すぐ目の前の大阪焼の屋台から、ソースのやたらといい匂いが漂ってきて、気が散ります(笑)
結局よくわからないまま自分の順番が来てしまい、遠慮して一回だけ水をかけて手を合わせました。
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岡の斜面には大小の祠や像が立ち並んで
一種独特の雰囲気です。
本坊
境内右手には本坊があります。
本坊・阿弥陀堂は亥年生まれの守り本尊が祀られているとのことなので、お詣りすることに。
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五色の幕がたなびいてきれいですよね。
鬼瓦は大本堂と同じ顔のようでした。
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観音堂。こちらは子年の守り本尊。
本坊のすぐ隣にあります。
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屋台
境内をぐるぐるとさまよったあげく、やはり大阪焼に決めました。
水かけ不動に並んでいる間にしっかり刷り込まれてしまったようです(笑)
ふだん粉物は食べないし、ボリュームたっぷりなこともあって迷ったのですが、大満足でした。
美味しかった!
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目黒不動商店街
お参りの後は、腹ごなしに近くの商店街を歩いてみました。
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そういえば、クールミントガムって
まだあるのかな…
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「一畳来福」とはうまいこと言うなあ。
ということで、2か月遅れの記事でした。
ちゃんと見てこなかった仏像やお堂もありますし、ほかの屋台も気になるので、やっぱりまた縁日にお参りに行きたいな。(信仰心<食い気)
(2024.1.28)
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