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中村慶太選手柏レイソルへ完全移籍

近年のサッカーの中で、どんどんドリブラーが減ってきています。その中で中村慶太選手が個の打開力で存在感を示すことができる数少ない選手の1人であることは誰もが知るところだと思います。屈託なく笑う姿と、ピッチ内の雄姿と、ドリブルへこだわり。愛犬の話をする姿。いろいろなことが思い返されます。

取材者としてではなく、単純にオーディエンスとして、中村選手を見ると、ピッチの中にいると目で追ってしまうし、楽しくワクワクさせてくれる、とても魅力ある選手でした。

あまり試合に出られていないときに、悔しいだろうなと思って、質問したことがあるのですが、彼は取材の場では決して嘆きや愚痴を言わず、自分を冷静に見つめ、成長へつなげようとする言葉を紡いでくれました。

代理人さんにも、移籍加入したての頃、もっとやんちゃで、感情をあらわにするタイプかと思って驚いたというお話をしたときに、そういう選手とは契約しませんからとおっしゃっていたのが印象に残っています。

エスパルスからいなくなってしまうのはとても寂しいですが、その先にレイソルを選んだことはとても納得です。ネルシーニョ監督の長期政権のもと、さらなる進化のために、打ってくる手が、狙いが見えるので興味深いです。

中村選手はひと蹴りでオーディエンスの心を鷲掴みにすることができる選手。できればエスパルス戦以外で活躍して欲しいと思います。

最後にひとこと。ドウグラス選手とチームメイトか…。

常に前向きな中村慶太選手に助けられました。本当にありがとうございました。

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