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後悔しない選択に必要なこと【コーチング徒然14】

こんにちは。プロコーチ/大学特任准教授/一児の母のパラレルキャリアをやっている真有奈です。
今日はコーチングでもっともメジャーなテーマの一つである「後悔しない選択」についてです。人の数だけ決断がありますが、自分が後悔しないことが1番納得感があるものです。今日はそんな後悔しない選択のために必要な事について書きます。

条件よりも、最後はお気持ちが勝つ

いきなり結論を書きましたが、人が決断をする時に決め手になるのは、条件でも効率でも合理性でもなく「お気持ち」です。やればいいとわかっていても、なかなか動けない。そんな経験は、誰しもしたことがあると思います。それと同じで気持ちが動くことは勝手にやってしまうものでもあります。論理的でスマートな決断がしたいかもしれないですが、それは一旦脇に置いてみて下さい。


私が提案するのは、「やってみたい」という気持ちの種を蒔いて育てるための心の土壌を作ってほしい。ということです。
土壌作りというのは、気持ちの種が出てきたら、素直に認めること。種が芽吹く前に、条件だけをみて潰さないということだけです。


そのやってみたい。と言う気持ちの種は
仕事にならないかもしれません
上達しないかもしれません
途中で辞めたくなるかもしれません
結果なんてわかりません。
それでも潰さないということです。

一番大事なのは、「やってみたい」という気持ちを認めてあげて欲しいです。せっかく気持ちの種が出きたのに

「こんなのやって意味あるかな?」
「どうせ自分は飽き性だし」
「うまくいかなかったらどうしよう」
「仕事にはならないし」

そんな条件を突きつけたら、気持ちという種は腐って死んでしまうと思いませんか。


まずは種を蒔ける心の土壌作りを。

やってみたい!の種を見つけたら、即行動にうつさなくてもいいんです。すぐ結果を出そうとするのは、現代の悪いクセです。まずは種ができた。ということだけを祝福してください。とりあえずは種という気持ちを保管だけしておくこと。できそうな時に取り出して、自分のペースで実行という水やりをすることです。ここでも焦らず、マイペースに。

どうせ…とか、こんなことやって意味ある?という言葉がなくなれば、自分の土壌にたくさんの種が生まれやすくなります。畑にたくさんの種をまくとどうなるでしょうか。全ては実らなくても、いくつかは立派に育つ可能性が増えますよね。


忙しいと効率や合理性を優先したり、結果がわかるものに目が行きがちです。でも、それだけが心豊かになる条件かというと、そうでもないと思います。
まずは心の中に種をたくさん撒ける土壌をつくってあげること、その種を可能性の一つとして楽しみながら育てる余裕を持つこと。これが後悔ない選択に必要なことだと思います。

まずは種を祝福すること、そしてそれを蒔く心の土壌作りをしてみてください。

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