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コーチングって何?【コーチング徒然①】

こんにちは!プロフェッショナルコーチをやっている山田真有奈です。コーチ歴は丸4年。1000時間ほどコーチングをしてきました。最近は個人法人問わず、コーチングに関心を持ってくださる方が多くて、改めてnoteにコーチングって何?を書いていこうと思います。

コーチングのイメージ

皆さんの中でコーチングってどんなイメージですか?この前あるイベントに登壇させてもらい、アンケートをとったらこんな感じでした。

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はじめて聞く人はだいたいこんなイメージかなと思います。では、世界最大クラスのコーチング組織であるICF(国際コーチング連盟)の定義はこちら。

コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。

WA KA RI NI KUI NE★

そう、分かりにくい。体験した人しかイメージわかない。このわかりにくさが、コーチングが広まらない最大の障壁なのではないかと思うわけです。ので、もう少し私なりの解釈を加えて説明していきますね。コーチングは、コーチングを受ける人(クライアントと言います)と特殊な対話スキルを使って、クライアントの本質的な変化をサポートしていく存在です。

そう、ポイントは変化に対する方法論だ。ということです。もう少し説明していきます。

コーチングが日経などに頻繁に取り上げられるようになった社会背景

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。

ダーウィンの有名すぎる言葉をお借りしました。コーチングは、コーチがクライアントに答えを出したり、方向を決めて導くことはありません。それは答えを持っているコンサルタントや、医療的な知識をもとに診療するカウンセラーがやることです。じゃあコーチは何してるのか?というと、かんたんにいうとクライアントがもともと持っていた答えを引き出し、望む変化のサポートをしています。前置としてちょっと時代の話をします。

私の親世代の世の中は前例が多く、誰か模範となる人やビジネスを見つけたり、大きくて安定している!とみんなが思うものの中にいることが正解だったと思います。でも、インターネットが普及し、色んな世界の色んな生き方や価値観に触れられるようになった途端「あれ?なんか隣は違うらしい」「あっちの方がいいじゃん」「ここは誰にも負けないな」というように様々な情報が身の回りにあふれました。その結果、現在のように生き方や働き方が既存のテンプレートに収まらなくなりました。なんなら幸せや成功という定義も一人一人違う、超個別化の時代になったのではないでしょうか?そう、右へならえ!の時代から、私は〇〇。と言えないと、あふれる情報から自分にとって適切なものが選択できず、溺れてしまうようになったんです。

でも、これまで空気を読んで、忖度して、良い子で過ごしてきた人がいきなり「さあ君の個性を発揮しまたへ!」というのは無理難題なわけです。この例でいけばコーチは、数多ある情報の渦の中にいるクライアントから、クライアントにとって本当に必要なものだけを断捨離するのをサポートし、そしてシンプルで軽やかになったところで個性の発揮しどころを応援していきます。

コーチングによって何が起こる?

シンプルにしていくプロセスで、クライアントは自分の持っている魅力や才能に気づくので、自然とビジネスも結果が出る人が多いですし、非常に自己信頼感が高まって幸福感を感じやすくなります。数字面での向上だけではなく、ストレスが軽減され精神的にエネルギッシュになります。(あくまで私のクライアントの話ですが)。

その特殊な対話スキルって何?というのは別の記事で書きたいと思います。

「こうすれば安心だ」のテンプレがあった時代から、答えは自分で探す時代になったわけです。でも、自分で答えを見つけること、そして答えに確信を持って進むのは不安ですよね。本当にこれでいいのかな?って。そんな時、コーチが居ると、軸がぶれることなく自信を持って自分の人生をデザインすることができます。

ちなみに冒頭に出したイベントで、最後にとったアンケートはこんな感じでした。質問は「このイベントを通して、コーチングのイメージはどう変わりましたか?」です。

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コーチングによって何が得られるか?を決めるのもクライアント次第です。それもまた面白いところだなと思います。

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