見出し画像

私の中にいる「こんまり流」が家族を変えていく。主人のお片づけ「思い出品①」


こんまり流で片づけを進めていた主人の最後のステップとなる「思い出品」。
これに着手するにあたり「何を片づけたい?」と相談すると、出てきた言葉は;

「写真を整理する」

しかも家族のものも含めて全部整理したいと言い出した。

「ちょっと待って!」

私から出たのはこの言葉です。

撮り溜めた家族写真は整理がされないまま大量にあり、長期にわたり手付かず状態でした。

一念発起した私がこんまり流にハマり自分の片づけ祭りをした際、勢いで「よーし!ここでやらなきゃいつやるの?写真やろう!」と息巻いた瞬間「それだけは1枚も捨てないから絶対触らないで!」と主人からレッドカードの提示が。

思い起こせば私が育児に追われていた時に、子供達の成長記録係を主に買って出てくれたのは主人だったのです。元々カメラが好きだったという経緯もありますが、子供たちの可愛い表情を写真でたくさん残してくれました。

そして忙しさにかまけて整理整頓していなかったのは2人の問題でもあります。そう。私のせいでもあるのです。

だからそう言われるとやはり「片づけるのはやめとこう…」と思いました。

ただ…収納の少ない我が家にとって希少な納戸の3分の1を写真が保管場所として占領しており、頭を抱えていたのも事実です。

お恥ずかしながらこんな感じ。でーん。

画像1


しかもこれで全体の一部@_@
実際はもっとあります。

そんな経緯があり、絶対触らないで宣言をした人から片づけ宣言をされたものだからとまどった、という訳なんです。

この片づけを通してだいぶ変わってきてはいたものの、まだまだ「捨てる」ということへの抵抗を完全に払拭するまでには至っていない主人が思い出の写真を片づけるって…本当に最後までできるのだろうか。

本気…なの??

ところが主人には主人の考えがありました。

箇条書きにしてみましょう;

・残したいと思うものに関しては基本的にデータ化する。
・データ化(CDに収録)したものがまた放置されないよう専用の場所を作って収納する。
・そしてそこは見たい人がいつでも利用できる『貸出しライブラリーのようなときめく場所』として維持していく。

なにしろ1万枚以上あったプリント写真(この数、盛ってないですT_T本当にやばい量でした)、ここは我が家独特の方法も考えねばなりません。

幼い頃の可愛らしい笑顔で写っている子供たちの写真はどれも唯一無二の宝物。

ざっと見ただけでも少年野球、合唱、バレエ、スケートと様々なシーンがある。

先導役の私ですら手放すのに勇気が必要だなぁと気持ちが揺らいでくるようなものばかりです。

心を鬼にして?見極めを行っても100〜200枚程度に絞り込む...なんて技は到底出来ないことだと思いました。

それにここまで本当に頑張ってきてくれた主人のお片づけ。最後のステップで後悔の残るような結果も招きたくはありません。

それに「貸出ライブラリーのような」という言葉が出てきた時に「この人、自分なりに理想の暮らしをイメージしはじめてる 」とも感じ、この感覚も大切にして未来につなげてもらいたい、そんなふうにも思いました。

ここは知恵の絞りどころ。

こんまり流の家庭でのお片づけの対象は基本的に嵩のあるものが対象ですし、「嵩」を手放し「他のときめく方法」に替えて堂々と手元に残し(いわゆるデータ化)、更にときめく活用をしていく。

私は主人の考え方を尊重することにしました。

というわけで、我が家全体としても長年の悩みだった写真の片づけにとうとう着手することになりました!
(YouTubeだったら、ここで「いえーい!!」とか効果音が出てきそう笑)

とは言いつつもいきなり家族写真…は精神的にも酷だろうし見極めの判断も甘くなるのでは?と考え、こう提案してみました。

「まず自分のからやってみたら?」

主人が就職してからの写真も一人暮らしのアパートから今の我が家の納戸へと整理されないまま直行...そしてその後長い眠りについていたのです。そうと決まれば早速こんまり流の全部出しからスタート!

画像2

ネガもこんなに出てきました。

画像3

「みんな、起きて〜起きて〜笑」


まずはざっくりと人物別に仕分けから。

画像4


ネガは中身をいちいち確認するのは大変なので、袋の種類ごとに分けました。

封筒の種類が同じものは年代も同じだろうと考えたからです。

画像5


そして仕分け後、主人はまず予定通り自分の写真の見極めを実施。

画像6


結構な時間がかかりました(笑)。

若かりし日の思い出に浸りきって、とっても楽しそうでした(笑)。
こういう機会がないと見ないし思い出しもしない、などと言いながらいろんな話も聞かせてくれました。

これは私にとっても楽しく、ある意味「ときめき」タイムになっていたかもしれません。


この日はここまでで既に5時間以上経過していたので、いったん終了。
後日に持ち込む事になりました

ここまでよくがんばったね!

実は...なかなか手強い写真のお片づけ、全部の過程が終るまでに(お互いの予定が合わなかったりと、途中で間も開いたので)約一ヶ月以上かかりました。

というわけで、体力勝負!持久力勝負!そしてリビングは毎日カルタ大会の会場!(笑)みたいな状況でしばし過ごすようになったわけですが、心配していたよりいい感じのスタートがきれたのはよかったです。

今回もここまでお読みくださり、ありがとうございました。
このシリーズ、まだつづきます...。

次回をお楽しみに!笑

**********************************
おくまゆのSNS
(こちらも気軽にフォローしていただけると嬉しいです❤︎)
■Instagram 日々のごはん編
https://www.instagram.com/okumayu18/
■nstagram ときめく暮らし編
https://www.instagram.com/lifechanging_magic/
■Twitterでもよろしくお願いします(Follow me♪)
https://twitter.com/mayumiokuzaki
***********************************

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?