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【313/1096】諦めないで待っていてくれること

313日目。ここのところ、気圧とか天候とかいろいろのせいか、身体の安定度はいまいち。でもそれなりには過ごせている。


今日は、呼吸・整体スクールの指導者コースの日。
もうわりと、今日この日のためにできる準備は全部していこうと思って取り組んだ1ヶ月。
なぜなら今日は、私が呼吸ワークの伝え手になろうと決めた「深呼吸の衝動」のインストラクションの日だから。

「深呼吸の衝動」というワークは、ものすごいワークで、誰にでもできる深呼吸を気持ちよくしているだけで、すさまじく己がととのう。
最初は、身体と呼吸がととのうのであるが、やりこんでいくと、だんだんと瞑想として機能する(最初から瞑想とも言えるが)ので、瞑想状態をひたすら極めることもできる。

すごく簡単で、誰にでもできる、
けれども目指す高見は遥かに遠い、
というようなワークである。

たぶん私がもっとも自己実践しているワークで、伝えてるのも一番が多いと思う。
それをブラッシュアップする機会なので、もうなんとか今の課題をクリアしたいと思っていた。

この1ヶ月の間にも、何度かほかのクラスなどでもチェックしてもらったりしていた。
自分がここにとどまっているのは知っている。なんとかここを超えたいのであるが、その超え方がわからない。
みたいな感じ。
毎回、同じところにとどまっているわけではなくて、すこーしずつは前進しているのであるが、でもそこじゃない!という。
前回の自分と比べたら進んでいる。
しかしそこに安住してはならぬ。
ということはよくよくわかっていた。

今日は、ひとつトンネルを抜けた。
ああ、これがずーっと長いこと、フィードバックされていたことかと、抜けたら理解できた。

これを再現できるように。
こっちの道を選ぶように。

実は、トンネル抜けても、別にとくに何の感動も、感慨もなかった。
そうか、こういうことか、と淡々としていた。
なるほど、そうかくらいな感じ。

ずっと期待して、待っていてくれた人の顔を見たら、ちょっとだけ泣きそうになった。
ああ、何度も繰り返し、手を変え品を変え、言葉を変えて、伝え続けて、諦めずにできるまで待っていてくれたんだなあと思ったら、ぶわーっと感謝がわいてきて。
もちろん、泣かないけど。

甘やかしてはくれないけど、見守ってくれるってすごいよなーと思う。
怒りで圧をかけてきたりもしないし、だからと言ってただ優しくそばにいるというわけでもなく、厳しいことも言うのだけど、それは本当に相手のために言っている言葉とわかる。

その人の可能性を信じて、諦めず、待っていてくれる。
という人と出会うのは、ほとんど奇跡だと思う。
そんな人は、めったにいない。
自分で自分が信じられなくて、投げ出しそうになったりするのに。
それでも踏みとどまって踏ん張ったのは、
「信じてくれている」ことを信じたからだ。
そして、それを裏切られることがただの一度もなかった。
そういう人たちのいる場にいられるということに、
ものすごく感謝している。
私もそういう人になろう。

でもまあ、今日は通過点です。

この間、自然呼吸のワークを受けてくれた参加者の方が
「ずーっとこれをやっていたいと思ったくらいよかった」と言ってくれて、「そうなんだよ、これそういうやつなんだよ!」と思いを新たにしたので、ここからまた進んでいこう。

では、またね。

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