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【594/1096】なぜ、どうしてを使わない質問

何か困りごとがある、解決したいことがあるというときや、自分に向き合って深掘りするとき、どんな問いを立てるか?
「なぜ?」「どうして?」と問いを立ててきくことが多いのではないか?と思う。

ただ、「なぜ」「どうして」と問いを立てると責められているように感じてしまうと、うまく機能しないで、否定して終わってしまったりする。

それを何とかしたいと思って学んだのが、NPO法人ムラのミライの事実質問だった。
メタファシリテーション講座として講座があり、2017年に初めて参加した。


これをやると、普段、いかに自分が事実ではなくて、考えや感情にばかり問いかけているか?がくっきりする。
自分の現状認識がうまくいかないときは、現実と乖離していることが多いが、事実質問は現実に近づくのにとても適した質問だなと思っている。

技術なので練習が必要である。
しばらくぶりに、学びなおしてみたら、技術がさびついていて全然使いこなせなくなっていたので、練習している。
今までと違う回路を使うので、質問を組み立てるのはエネルギーを使うのだが、質問に答えるのは断然楽なので、してもらうとまたしてもらいたくなる。笑
事実だけ聞かれていると、思い出すだけでいいし、確認されているだけなのだが、自分で気づいていくことができるので、「自分で発見した!」という自己肯定感があり、行動に移しやすくなる。

これもやはり、技術を使う側は、自分をいかにクリアにしておくか?と、視野を広く持っているか?が大事なことは変わらない。

これを練習していると、子どもに「どうして宿題やらないの?」という質問をしないという練習にもなってよい。
子どもにはついつい、「どうして?」を使ってしまうので。
その「どうして」は、私が思っていることと違うことについての「どうして」だから、相手のための質問ではなくて自分のための質問になりがち。
相手のための質問を繰り出せるようになるために、もっている道具を使いこなせるようにしておくのは、ほんと大事なことだ。

では、また。

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