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【72/1096】ギフトだから、分かち合う

72日目。今朝もTCウィークに参加するため、5時30分に起きる。なんか、さっと起きられた。このnoteは書き溜めしていなくて、毎日書いて更新している。書きたいなとかこれを書こうと思ったことも、しばらくたつと流れてしまったり、忘れていたりするので、「今この瞬間に書きたい」と思ったものが大事なのだなと思う一方、長い間ためてきているものがあるから、今書きたいものが出てくるのだなーと思うこともある。

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さて、今日はCRMのお話。
CRMは「総括的リソースモデル」という神経学と心理療法を掛け合わせたような療法で、創始者のLisa Schwarzさんは非常にパワフルでエネルギッシュな女性である。
そのLisaに直接グループコンサルしてもらえる機会を得られたので参加した。
Lisaによる、CRMって何?という解説動画。(自動翻訳で日本語選べます)


実際にCRMを使ってクライアントさんへセッションをしているセラピストの方たちが数人集まり、セッションしていての質問をLisaにして答えてもらうという形でコンサルテーションがあった。
通訳してくださる方も、セラピストの方なのでほんとありがたい。ありがたすぎる。
神経や脳の構造についての話もあるので、すごく難しいのだが、Lisaが浴びせるようにがんがん解説していく。メモを取る手が間に合わない。

神経(ポリヴェーガル理論)について学んで面白いなと思ったことに、自分がリラックスして落ち着いていて、休息して安心する神経と、孤独になり、ひとりぼっちで、この世から取り残されたようになり、凍り付き、抜け殻になる神経は同じ回路である、ということがあった。
同じ回路をどう使い分けているのか?というのが、わたしの疑問で、アカデミックな講座だと難しすぎて全然ちんぷんかんぷんだったのだが、CRMで少しわかってきた。
(CRMはポリヴェーガル理論とは違うが、CRM神経生物学(フランク・コリガンMD)という理論に基づいていて、神経や脳の部位の名称は同じものが使われるので、相互に学びになる)

中脳のPAG(中脳水道周囲灰白質)という箇所が、その回路の切り替えに重要な役割があるらしい。そして、CRMはそこにアプローチしている。
神経系が発火する(防衛反応を起こす)一瞬前、その瞬間をとらえる。そして、これをするには、完全にEmbodiment(身体化)している必要がある。セラピストがこれを体験していないと、クライアントに再現するのは難しいってことだろうな、と思った。
だから、セラピスト自身が、一番ケアされていなければならない。自分の直感を信じられているか?と言われたのだなと思う。

意識のゆらぎの瞬間をキャッチする。
これを説明するのが、相当難しい感じなのだが、自分の真ん中にいるときに、ふっと集合意識にフックがかかって引っ張られる、という感じ。
ほんの一瞬、ふっと。
そこに気づくと、「おっとっと」で戻れる。
しかし、その一瞬を見逃したら、流れるプールで流れるように、海の波にさらわれるように、アリジゴクでずさささあーと落ちるように、いったん、どこかで止まれるまで、そこに塗れる。
塗れても戻ってくればいいのだが、あまりに遠くに行ってしまうと戻ってくるの大変だよね、になる。(あまりに遠くに行ってた人=私)
これに気づいたとき、「おっとっと」にこんなに反応して、こんなにエネルギー使ってたのかい?!と自分で自分に突っ込みせざるを得なかった。
まあ、それも、やりたくてやっていたのでしょう。
自作自演。

身体が、実際に動き出す前に、力の方向性はもう出ている。
前に進もうとしたときに、足が前にでるその前に、内側ではもう力の方向性が動き出している。
そこに気づいて、キャッチして、そこに乗って動く。
しかし、それがキャッチできなくて、乗れないと、力づくで動くことになる。
毎回力づくで動いていると余計な力みが入り、その繊細な力の方向性にどんどん気づけなくなる。呼吸のニュートラル🄬にいる状態がそこに気づける状態であるから、ニュートラルに戻ればいい。
ニュートラルに居続ける、はなくて、戻り続ける、という感じ。
しかし、そのニュートラルポジションの感覚がわからなくなってしまっていたら、戻る場所がわからないですよね?(←わからなくなった人=私)

Lisaがグループコンサルの最後に、「CRMは、神様からいただいたギフトだと思っている。神様からいただいたギフトだから、これを使って悪いことは起きません。みなさんは自信をもって提供してください。」と言った。「ああ、ほんとそれだなー」と思った。

呼吸・整体も、もうこれは人類へのギフトだから、このギフトを独り占めしないでどんどん分け与える、分かち合うほうがいいと思って伝えている。
CRMもそうなんだよなーと思う。(CRMは提供してる、だけど)

学びのシェア会という活動をやって、「きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ」という本を書いて仲間とクラファンして出版したのも、自分の得た学びを独り占めするんじゃなくてシェアしたいと思ったからだ。
教えるのではなくて、シェアする。分かち合う。
わたしはそれをして生きる。

ではまたね。

■告知■
人類へのギフトを分かち合う時間です。

12月18日(土)13時30分~15時 深呼吸の衝動



12月23日(木)10時~11時30分 自然呼吸の回復



12月27日(月)10時~11時30分 動的瞑想






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